大迫、ボストンマラソン走るってよ。
という、宣言から2ヶ月。大迫傑選手がボストン・マラソンで世界相手に勝負し、快走しました!
いや〜、速いというか、めちゃくちゃ強かった!
大迫、ボストンマラソン走るってよ。 pic.twitter.com/hCSdEv3bEr
— suguru osako (@sugurusako) 2017年2月21日
初マラソンでボストン・マラソン3位
総合成績
1位 2:09:37 Geoffrey Kirui KEN
2位 2:09:58 Galen Rupp USA
3位 2:10:28 Suguru Osako JPN
4位 2:12:08 Shadrack Biwott USA
5位 2:12:35 Wilson Chebet KEN
6位 2:12:45 Abdi Abdirahman USA
7位 2:13:16 Augustus Maiyo USA
8位 2:14:26 Dino Sefir ETH
9位 2:14:46 Luke Puskedra USA
10位 2:15:28 Jared Ward USA
引用:フジテレビNEXT
優勝はケニアのキルイ選手が、2時間9分37秒で優勝。注目の大迫傑選手は3位と表彰台にたちました。
ホントに強かった。タイムは「2時間10分28秒」ですが、タイム以上に強さが目立ちました。
抑えて拾っていくレースでなく、最初から先頭でずーと勝負しての3位。そして先頭から離れてからダラダラペースダウンすることもなく、どんどんラップを上げていくレース展開。先頭をずーと見える位置で勝負した内容は、めちゃくちゃ評価されるのではないでしょうか?!
ほんと、これは男子マラソン界にとっては、嬉しいニュースだと思います。
レース展開
10km通過が30分30秒前後と、比較的ゆっくりなペースでした。先頭集団は中間点を過ぎても
10人以上の大集団。大迫選手は終始先頭集団でレースを進めていました。
登り坂が終わった33km地点の給水で、集団は大きくばらけ先頭集団は3人に。大迫選手は少し遅れて4番手。
35km地点で先頭は、キルイ選手とラップ選手。3番手が12秒遅れて大迫選手。
40kmでラップ選手が遅れて、キルイ選手が単独トップ。そのままの順位でゴールしました。
大迫選手はトップのキルイ選手から、遅れること51秒差の2時間10分28秒でした。
ボストン・マラソンの特徴
コースの特徴は、前半は下りが基調ですが、30km過ぎから緩やかな登りが続く難コースと一般的には言われています。
ペースメーカーが付かず、難しいコースとあって、いいタイムが出にくいともっぱらの印象です。
35km~40kmを15分6秒
そんな難しいコース&心臓破りの坂があるとはいえ、大迫選手は
25km〜30km:16.01
30km〜35km:15.30
35km〜40km:15.07
というラップを刻みました。これは凄いです!
3位入賞する事ができました。
応援ありがとうございました! pic.twitter.com/0ZVRTl84hG— suguru osako (@sugurusako) 2017年4月18日
日本人、初マラソン歴代14位相当
ホント、今回は記録じゃなく、勝負して強かったですが、記録面でも初マラソン14位にランクインです。
1位:2.08.12 藤原正和(中央大学)
2位:2.08.53 森下広一(旭化成)
3位:2.09.03 尾田賢典(トヨタ自動車)
4位:2.09.12 森田知行(カネボウ)
5位:2.09.23 清水智也(佐川急便)
6位:2.09.27 設楽悠太(Honda)
7位:2.09.38 五十嵐範暁(中国電力)
8位:2.09.39 丸山文裕(旭化成)
9位:2.09.41 高岡寿成(カネボウ)
10位:2.09.50 佐藤敦之(早稲田大学)
11位:2.10.01 三木弘(旭化成)
12位:2.10.02 出岐雄大(青山学院大学)
13位:2.10.07 藤田敦史(駒澤大学)
14位:2.10.28 大迫傑 (ナイキ)
15位:2.10.36 白石賢一(旭化成)
16位:2.10.37 早田俊幸(鐘紡)
17位:2.10.38 細川道隆(大塚製薬)
18位:2.10.39 大石港与(トヨタ自動車)
19位:2.10.43 佐藤洋平(カネボウ)
20位:2.10.44 池永和樹(コニカミノルタ)
各紙記事
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