テニス

【2017 ATP500】錦織出場予定。ゲリー・ウェバー・オープンについて。

2017/6/27 更新

今回は錦織・杉田が出場予定のゲリー・ウェバー・オープン(ATP500)について紹介していきます。

2014年・2015年と錦織はベスト4に進出し、その後のウインブルドンへ向けて弾みをつける大会です。

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ATPワールドツアー・500シリーズとは?!

まず、ATPワールドツアー・500シリーズ(ATP World Tour 500 series)は、ATP(男子プロテニス協会)が運営するテニス競技大会の規格名称です。グランドスラム(GS)・ツアー・ファイナル・ATPマスターズ1000に次ぐ、大きな大会となっています。

現在は、世界中で年”13″大会開催されており、各大会の優勝者にはATPポイントが一律500点与えられる為、略してATP500とも言われたりします。そして優勝すると500ptsも入るわけなので、ATPランキングに与える影響は非常に大きな大会です。

そしてATP500は、前年度ランキング上位30位以内の選手は、13大会中4大会の出場義務があります。また4大会のうち1大会は全米オープン後のチャイナ・オープン、ジャパン・オープン、スイス・インドア、エルステ・バンク・オープンのいずれかでなければなりません。

ATPのグレード

ちなみにATP大会におけるグレードは上からこのようになっています。

カテゴリ
総大会数
グランドスラム(GS)
4
ツアーファイナル
1
ATP1000
9
ATP500
13
ATP250
39

そしてこの下のカテゴリーに、チャレンジャーやフューチャーズがあります。

ATP500大会一覧

大会名
場所
サーフェス
ABNアムロ世界テニス・トーナメント
オランダ
ロッテルダム
ハード(室内)
リオ・オープン
ブラジル
リオデジャネイロ
クレー
アビエルト・メキシコ・テルセル
メキシコ
アカプルコ
ハード
ドバイ・テニス選手権
UAE
ドバイ
ハード
バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル
スペイン
バルセロナ
クレー
ゲリー・ウェバー・オープン
ドイツ
ハレ
エイゴン選手権
イギリス
ロンドン
ドイツ国際オープン
ドイツ
ハンブルク
クレー
シティ・オープン
アメリカ
ワシントン
ハード
チャイナ・オープン
中国
北京
ハード
ジャパン・オープン
日本
東京
ハード
スイス・インドア
スイス
バーゼル
ハード(室内)
エルステ・バンク・オープン
オーストリア
ウィーン
ハード(室内)

錦織は通算6勝。内訳は、2012年と2014年のジャパンオープン(楽天オープン)、2014年と2015年のバルセロナ・オープン、2015年のシティオープンで優勝しています。また2013年は当時ATP500のメンフィスで優勝もしています。

ATPポイント

ATP500の大会に出場すると以下のようなポイントを獲得することができます。

順位
ポイント
優勝
500
準優勝
300
準決勝敗退
180
準々決勝敗退
90
2回戦敗退
45
1回戦敗退
20










ゲリー・ウェバー・オープンとは?!

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さてここからが、本記事の本題です。ATP500の大会「ゲリー・ウェバー・オープン」についてです。

ゲリー・ウェバー・オープン(Gerry Weber Open)は、ドイツのハレにて毎年6月中旬〜下旬に開催されています。サーフェスは屋外グラスコート(芝)です。

大会グレードは2014年まではATP250シリーズに属していました、2015年からはATP500シリーズに昇格しました。

全仏オープン終了後からウィンブルドン選手権開幕までの半月の期間に開催される数少ない芝サーフェスのツアー大会の一つとして知られる大会でもあります。

>>公式HP:https://www.gerryweber-open.de/en/

優勝賞金

賞金総額:€ 1,836,660

開催要項

日程:2017年6月19日〜6月25日
グレート:ATP500
場所:ドイツ・ハレ
コート:芝

過去優勝者&準優勝者

2003年以降の優勝者は。

優勝者
2003
ロジャー・フェデラー
2004
ロジャー・フェデラー
2005
ロジャー・フェデラー
2006
ロジャー・フェデラー
2007
トマーシュ・ベルディハ
2008
ロジャー・フェデラー
2009
トミー・ハース
2010
レイトン・ヒューイット
2011
フィリップ・コールシュライバー
2012
トミー・ハース
2013
ロジャー・フェデラー
2014
ロジャー・フェデラー
2015
ロジャー・フェデラー
2016
フロリアン・マイヤー

優勝者は芝ということもあって、絶対王者フェデラーが8勝しています。錦織も比較的得意な大会としていて、2014・2015年はベスト4に進出していますが、昨年はマイヤーとの2回戦を前に棄権しています。

2017年は錦織の他に、フェデラー、世界ランク7位のティエム、同10位のズベレフらがエントリーしています。錦織は恐らく第3シードでの登場になります。

錦織の過去成績

シード
成績
2007
不出場
2008
不出場
2009
不出場
2010
不出場
2011
不出場
2012
不出場
2013
第4シード
ベスト16(2回戦敗退)
2014
第4シード
ベスト4(準決勝敗退)
2015
第2シード
ベスト4(準決勝敗退(途中棄権))
2016
第2シード
ベスト16(2回戦敗退(途中棄権))

ゲリー・ウェバー・オープンの視聴方法は?!

ゲリー・ウェバー・オープンは例年GAORAで放送されていましたが、今年はスポナビライブでの放送も決定しています。そして錦織の試合だけであれば、BS朝日でも放送予定です。

関連記事:錦織の試合を観るための方法 (ATPの大会を観るためには)

スポナビライブ

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       引用:スポナビライブ

今ソフトバンクが非常に力を入れているのが「スポナビライブ」です。2016年から始まったサービスですが、今後こういう媒体が主流になっていくのだろうなと思うほど、凄い内容が充実しています。

「スポナビライブ」はプロ野球10球団の試合中継、プレミアリーグ・リーガエスパニョーラの全試合中継、Bリーグなど、他競技も非常に充実しているので、スポーツ大好きで、いろいろな競技を観たい人には非常におすすめです。個人的にJリーグが入ってないのが、非常に残念ですが、これからますます発展していくサービス媒体だと思います。

テニス関連は、現状グランドスラムを除けば、非常に満足出来る内容を揃えています。ツアーファイナルにマスターズの全大会、ATP500シリーズを13大会中12大会放送予定です。

今まではATP1000を観るのには、GAORAしか選択肢がなかったのですが。。。スポナビライブが、明らかにGAORAを上回る放送内容となっています。更にグランドスラムも放送に組み込むなどして、WOWOWも食いそうな勢いです。

嬉しいことに、携帯がソフトバンクユーザーの人は月額980円と破格の料金になっています。これは非常に魅力です。ドコモ・auからの顧客を奪いたいのが見え見えですが、スポーツ好きな人には魅力ある条件です。

✔ ATP250シリーズ:15大会(全40大会中)
✔ ATP500シリーズ:12大会(全13大会中)
✔ ATP1000シリーズ(マスターズ):9大会(全9大会中)
✔ ツアーファイナル
✔ グランドスラム:全豪オープンのみ(全4大会中)
✔ オンデマンドでネット配信も一部対応
✔ ネット放送(ストリーミング配信)
✔ 月額1480円(ソフトバンクユーザーは月980円)

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関連記事:スポナビライブを徹底的に紹介!スポーツ好きなら契約して損なし!
関連記事:スポナビをTVで観るのに必要な「Fire TV Stick」と「Amazon Fire TV」を比較してみた

2017年ドロー

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       引用:tennis365.net

第3シードで出場の錦織は、初戦で世界ランク32位のベルダスコと対戦することが決まりました。

両者は今回が7度目の対戦で、錦織の4勝2敗。記憶に新しいのは、直前に行われた全仏オープンの4回戦です。この時は錦織が、大逆転で勝利しました。

クレーと芝の違いがあれど初戦から気が抜けない闘いです。

シード勢が順当に勝ち進むと、準々決勝で第8シードのヴィノラス(スペイン)、準決勝で第1シードのフェデラーと対戦する組み合わせです。

2017 ゲリー・ウェバー・オープン結果

予選

杉田が予選第1シードで本戦入りを狙っています。今大会は、予選で2勝すると本戦入りすることが出来ます。

予選1回戦

予選1回戦は、ワイルドカードで出場のハンフマンに7-5, 6-1のストレートで勝利し、2年連続の本戦出場に王手をかけました。

第1セットは、先にブレークを許した杉田でしたが、逆転に成功してセットを先取。第2セットではハンフマンに1度もブレークさせず勝利しました。

予選決勝

予選決勝で杉田は大激戦の末、敗退しました。

予選第7シードのユーズニーとの闘いは、6-7 (5-7), 7-6 (13-11), 6-7 (12-14)のフルセット。

第1セットは、ユーズニーにリードを許しましたが、ブレークバックに成功してタイブレークへ突入するも、このセットを落とします。続く第2セットもタイブレークへ持ち込み、マッチポイントを握られるピンチをしのいで、逆にセットを取りきって1-1に。

その後、ファイナルセットでは、杉田、ユーズニーともに3度のブレークから3度目のタイブレークへ突入。どちらも譲らない接戦の中、最後はユーズニーがポイントを連取し、3時間半超えの試合が幕を閉じました。

ホント、惜しかった。これで杉田は2年連続の本戦入りを逃しました。。。

(追記)
しかしその後、イェンスンが右腕の負傷により棄権したため、急遽ラッキールーザーとして1回戦に臨むことが決定しました。ただ相手は、、、フェデラーです。

1回戦

錦織、初戦白星

 第3シードの錦織圭が世界ランク34位のF・ベルダスコ(スペイン)を6-7 (7-9), 6-3, 6-4の逆転で下して芝初戦を白星で飾り、4年連続の2回戦進出を果たした。
 第1セット、両者サービスキープが続いて迎えた第8ゲームで錦織は2本のブレークポイントを握られたが、これを死守。その後、タイブレークでは先にミニブレークしたが、ウィナーを決められるなどで、このセットを落とす。
 続く第2セット、長いラリー戦を制した錦織が第4ゲームで先にブレークに成功。直後の第5ゲームでブレークバックを許したが、第6ゲームで再びベルダスコのサービスゲームを破ってリードを守りきり、セットカウント1-1に追いつく。
 迎えたファイナルセット、第2セットで3本のブレークポイントを握られるも、得意のバックハンドウィナーを決めるなどでサービスキープに成功。徐々に調子を上げた錦織が第7ゲームで先にブレークし、難敵ベルダスコを振り切って勝利を手にした。
引用:tennis365.net

杉田、フェデラーに完敗

 ラッキールーザーの杉田祐一は第1シードのR・フェデラー(スイス)に3-6, 1-6のストレートで完敗し、2年連続の2回戦進出とはならなかった。
 この試合、フェデラーの強打に押された杉田は、第3ゲームで先にブレークを許して第1セットを落とす。続く第2セットは、フェデラーに5ゲーム連取を許してゲームカウント0-5に。第6ゲームでこの日始めてのブレークに成功したが、挽回することが出来ず、52分で敗退となった。
引用:tennis365.net

2回戦

錦織、途中棄権

 第3シードの錦織圭は世界ランク38位のK・カチャノフ(ロシア)と対戦したが、2-3時点で左腰付近の痛みにより途中棄権し、2年ぶりのベスト8進出とはならなかった。
 この日、序盤から互いにサービスキープが続く展開となったが、第5ゲームが終了した時点でメディカルタイムアウトを要求。左腰付近の治療を受けて試合再開したが、痛みで試合を続行することが出来ず無念の途中棄権となった。
引用:tennis365.net

フェデラー 6年連続8強

 第1シードのR・フェデラー(スイス)が世界ランク29位のM・ズベレフ(ドイツ)を7-6 (7-4), 6-4のストレートで下し、6年連続のベスト8進出を果たした。
 この日、互いにサービスキープする展開が続いたが、タイブレークでポイントを先行したフェデラーが第1セットを先取。第2セットでもサーブ・アンド・ボレーを仕掛けるズベレフに苦戦したが、第8ゲームでブレークに成功し、リードを守りきって勝利を手にした。
引用:tennis365.net

準々決勝

ガスケ 4年ぶりの準決勝へ

 世界ランク30位のR・ガスケ(フランス)が同42位のR・ハーセ(オランダ)を6-1, 3-6, 6-1のフルセットで下し、4年ぶりのベスト4進出を果たした。
 この日、わずか1ゲームしか与えずに第1セットを先取したガスケだったが、続く第2セットでは2度のブレークを許してセットカウント1-1に。
 迎えたファイナルセット、ミスが増えてきたハーセから第2ゲームで先にブレークに成功すると、そのままリードを守りきって勝利を手にした。
引用:tennis365.net

21歳カチャノフ 大会初4強

 世界ランク38位のK・カチャノフ(ロシア)がワイルドカードで出場のA・ルブレフ(ロシア)を7-6 (10-8), 4-6, 6-3のフルセットで下し、大会初のベスト4進出を果たした。
 この日、19本のサービスエースを放ったカチャノフが2時間16分にわたる接戦をものにした。
引用:tennis365.net

ズベレフ 逆転勝ちで4強

 第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)が第7シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)を6-7 (6-8), 7-6 (7-1), 6-1の逆転で下し、2年連続のベスト4進出を果たした。
 この日、タイブレークの末に第1セットを落としたズベレフは、続く第2セットでもタイブレークへ突入。このセットを取り返したズベレフは勢いに乗り、その後は3度のブレークに成功し、2時間12分で勝利を手にした。
引用:tennis365.net

フェデラー 昨年覇者破り4強

 第1シードのR・フェデラー(スイス)が昨年覇者のF・マイヤー(ドイツ)を6-3, 6-4のストレートで下し、6年連続のベスト4進出を果たした。
 この日、ウィナーを奪うなどで序盤から主導権を握ったフェデラーが第3ゲームで先にブレークに成功して第1セットを先取。第2セットも激しいストローク戦となったが、またもフェデラーが第5ゲームで先にブレーク。粘るディフェンディングチャンピオンを振り切ってストレートで勝利した。
引用:tennis365.net

準決勝

フェデラー 9度目Vに王手

 第1シードのR・フェデラー(スイス)が21歳で世界ランク38位のK・カチャノフ(ロシア)を6-4, 7-6 (7-5)のストレートで下し、2年ぶり9度目の優勝に王手をかけた。

 第1セット、互いにブレークし合う立ち上がりとなったが、テンポの早い攻めを展開したフェデラーが試合の主導権を握ってこのセットを先取。
 第2セットも両者譲らぬストローク戦となるも、フェデラーが第9ゲームで先にブレークに成功。直後の第10ゲームでブレークバックを許したが、タイブレークをものにして決勝進出を決めた。
引用:tennis365.net

ズベレフ 逆転勝ちで決勝進出

 第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク30位のR・ガスケ(フランス)を4-6, 6-4, 6-3の逆転で下し、2年連続の決勝進出を果たした。
 この日、第1セットを落としたズベレフだったが、続く第2セット以降ではファーストサービスが入った時に90パーセントと高い確率でポイントを獲得してガスケに1度もブレークを許さず、1時間53分で勝利を手にした。
引用:tennis365.net

決勝

フェデラー 2年ぶり9度目V

 第1シードのR・フェデラー(スイス)が20歳で第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)を6-1, 6-3のストレートで下して2年ぶり9度目の優勝を飾り、自身の持つ歴代最多優勝記録を更新した。
 第1セット、強打とスライスを巧みに織り交ぜたフェデラーが4ゲームを連取。その後もドロップショットなど緩急をつけてズベレフを翻弄し、リードを守ってこのセットを先取する。
 続く第2セット、依然として試合の主導権を握るフェデラーが第6ゲームで先にブレークに成功。ズベレフを突き放し、今季4度目のタイトルを手にした。
引用:tennis365.net

これで今シーズンのフェデラーは、年明けの全豪オープンとその後のATP1000を2勝するなど序盤から絶好調。クレーは休み、その後の芝シーズン初戦のメルセデス・カップでまさかの初戦敗退を喫するも、今回は1セットも落とすことなく圧勝と持ち直しました。これで来週開幕のウィンブルドンで、8度目のタイトル獲得する為の準備が整いました。

さいごに

ウインブルドン前の大事な調整期間。是非錦織には初優勝してもらい、弾みをつけて欲しかったですが、またもや負傷棄権。。。なんとかウインブルドンに間に合うといいのですが。

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