投資・経済

【投資】「確定拠出年金」は節税効果抜群。メリット・デメリットや始め方をまとめます。

2017/7/30 更新

2017年から対象枠が広がった「確定拠出年金」。

サラリーマンや定期収入がある人は、確定拠出年金をやるべき時代です。なぜなら「入らないと損」な仕組みだからです。

今回は、「確定拠出年金ってそもそも何?よくわからない。」という人のために、メリットやデメリット、そして始め方などを整理してお伝えします。

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確定拠出年金は、自分で積み立てる年金

一昔の世代と違い、現代の世代の方々は、もう公的年金に頼れないといのは自覚しているかなと思います。

そんな中、日の目を浴びているのが、確定拠出年金です。

そもそも確定拠出年金とは何かというと、ざっくりいえば「自分で積み立てる年金」です。

なんせ「自分で積み立てる」ので、原則的に破綻することはないと思われます。

「破綻する」とは、間違っても言わないにせよ、日本政府は「公的年金だけじゃ、老後の生活は無理です」と安易にいろいろな切り口から言っています。

そもそも、日本の人口が減っていて、超高齢化社会になるわけですから。

「若い人たちで高齢者を支える」というのは、仕組みとしてもう無理があります。。。

だから、ぼくら国民に「自分で年金積み立てて、自衛して欲しい。その代わり減税するから!」と、確定拠出年金への加入を促しているわけです。世知辛い世の中です。。。

「確定拠出年金」は制度的には、その名の通り「年金」なので、原則的に60歳まで引き出すことはできません。

条件がそろえば脱退もできますが、手続きは非常に面倒くさく、そもそも脱退できないこともあるので、「いざとなったら脱退できるから」という感じで加入するのはオススメしません。

自分の意志で拠出するお金ではありますが、あくまでこれは「年金」なのです。

「公的年金と同様に、毎月有無を言わさず、固定で引き落とされるお金」という理解が必要です。

節税効果抜群

言葉だけ並べると、年金と制度的にはそう対して差がないようにも感じますが、年金とは違う大きなメリットが1つあります。

それは、節税効果がかなり大きいということです。

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「楽天証券」のサイトがわかりやすいので、引用します。

積立時の節税効果

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例えば、20代の若者が毎月1.5万円拠出すると、年間で2.7万円の節税になります。10年で約30万円の節税効果なので、かなり大きいです。

サラリーマンの最大掛け金(23,000円)を掛けると、さらに効果は大きくなります。年収650万円の中堅サラリーマンの場合、なんと節税効果は8万円以上。

ちなみに自営業者(フリーランス)の場合は、さらに掛け金の額は増えます。フリーランスは厚生年金に入れないので、その分多く拠出できるわけです。

もし30歳に始めても、30年にわたって拠出することができます。ざっくり毎年8万円×30年で「240万円」の節税になります。もちろん60歳を超えたら自分の懐に戻ってくるわけで、定収入があるなら使わないと損な仕組みです。

ちなみに僕の場合は、まだサラリーマンなので、会社側でNISSAYの確定拠出年金を2005年4月から行っています。

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2005年からやっているので、その後のライブドアショックやギリシャショック、そしてリーマンショックの影響をもろに浴びた状態から始まりましたが、今ではその損失も消え順調に伸びてます。

楽天証券には、節税シミュレータというのも公開されているので、自分の条件を入力して確かめてみてください。

受取時の節税効果

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確定拠出年金は、60歳以降で「受取」する時も節税効果があります。

受け取り方は2パターンあるのですが、いずれの場合でも税額控除の効果があるので、安心して利用できます。

「年金」として受給する場合は「公的年金等控除」の対象となり、「一時金」としてどかっと退職金的に受け取る場合も、一定額までは非課税になります。

増えた分も非課税

確定拠出年金が公的年金と違うのは、「自分の意志でリスクを取って、元本を増やすことができる」という点です。金融商品としての性質が強いということです。

そして、確定拠出年金には「増えた分も非課税になる」という大きなメリットがあります。普通に資産運用すると税金でだいぶ持っていかれるので、これは非常に嬉しいです。

どのくらいの効果があるかというと。例えば「年利3%」で月額2.3万円を拠出すると、30年間で100万円を超える節税効果が得られます。

「原則的に60歳まで引き出すことができない」という制度上のデメリットはあれど、資産運用の選択肢としてはかなり「あり」な部類だと思っています。

元本保証型の商品を選ぶ人も多いようですが、「運用益が非課税だし、そもそも引き出せない」ので、ぼくはリスクを取っていく商品を選択しています。

そもそも確定拠出年金は「積立投資」なので、相場下落リスクも分散できます。

世界経済の成長に連動するような商品を購入すれば、大きな下落を避けられると思われます。逆にいうと「全力で日本株だけに投資!」とかはちょっと怖いです。

実際ぼくは、日本株と外国株の比率を50%ずつにして運用しています。

確定拠出年金のメリット・デメリット

ここまで話した、確定拠出年金のメリット・デメリットをまとめると。

(メリット)
✔ 節税効果抜群
✔ 増えた分も非課税になる

(デメリット)
✔ 60歳までは、原則的に引き出せない

と、いったところでしょうか。

おすすめの業者

確定拠出年金を始めるためには、証券会社で口座を開く必要があります。まず始めるなら、大手のネット証券がいいと思います。手数料なども有利です。

✔ 無条件で管理手数料無料
✔ 取り扱う商品の幅が広い
✔ 大手なので安心感がある
✔ サイトの使い勝手も悪くない

というあたりを考慮すると、おすすめはSBI証券でしょうか。

他にも、大手の証券会社はどこも扱いがあり「楽天証券」「大和証券」などのブランドで始めることもできます。大手なら条件はほとんど変わらないので、好みで決めていいと思います。

申し込みの手続きはそれなりに面倒で、証券口座を開き、そこからさらに申込書を送付する必要があります。ただそれ以上にメリットが大きので、是非あなたには活用して欲しいです。