テニス

【ATPランキング】2016ATPファイナルシードと2017全豪のシードはどうなる?!

※2016/11/15 更新

2016シーズンのATPも主に残すところ、パリ・マスターズとファイナルのみとなりました。

今回はパリの結果から、想定されるファイナルの出場争いとシード順、そして年明け早々に始まる全豪オープンのシードをまだ時期尚早かもしれませんが(笑)、考察してみたいと思います。

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       引用:fish and tips

ファイナルのシード及び出場権

2016/10/31現在 Road to London Race Ranking
01 10600 ジョコビッチ
02 10185 マレー
03  5105 ワウリンカ
04  4690 ラオニッチ
05  4615 錦織
06  3625 モンフィス
07  3300 ナダル(欠場確定)
08  3205 ティエム
09  3090 チリッチ
10  2880 ベルティヒ
11  2690 ゴフィン
12  2460 キリオス(欠場確定)
13  2370 ツォンガ
14  2340 バティスタ=アグート
15  2130 フェデラー(欠場確定)
16  2106 ブイユ

✔ 第1〜2シード
どうみてもジョコビッチとマレーで確定です。

✔ 第3〜4シード
ワウリンカ・ラオニッチ・錦織3人の争いです。
・ワウリンカ
 ラオニッチと錦織がパリのQFで当たるため、2人同時にワウリンカを越える可能性がなくなりました。3~4シード確定です。
・ラオニッチ&錦織
 錦織がR32までに負ければラオニッチ4シード以上確定。錦織が第4シードを確保するにはQF以上かつラオニッチより上のラウンドまで勝ち残ることが現実的な条件です。

✔ 第5〜6シード
ラオニッチor錦織とモンフィスで実質決まりです。一応ティエム以下にもチャンスはありますが、最低でもパリF以上+上位次第と厳しいです。

✔ 第7〜8シード(出場権)
対象者は7人です。ティエムとチリッチが非常に有利な状況です。
・ティエム
 ベルティヒQF以下かつゴフィンSF以下で確定です。
・チリッチ
 バーゼル優勝で条件がティエムと同じになりました。
・ベルティヒ
 SFが最低条件。さらにティエムとチリッチがQF以上ならF以上とかなり厳しいです。
・ゴフィン
 ティエムQF以下ならF以上、ティエムSFなら優勝が最低条件。その上でベルティヒがSFまでなら確定。
・ツォンガ&バティスタ=アグート&プイユ
 優勝でわずかながら可能性が残っていますが、まずないかと。

(追記)
出場選手が確定しました。
01 10785 マレー
02 10780 ジョコビッチ
03  5115 ワウリンカ
04  5050 ラオニッチ
05  4705 錦織
06  3690 チリッチ
07  3625 モンフィス
08  3300 ナダル 欠場確定
09  3215 ティエム
10  3060 ベルティヒ 補欠欠場
11  2780 ゴフィン 補欠

予選グループの振り分けは、以下のように決まりました。若干偏りがあるように感じるのは僕だけでしょうか・・・苦笑。

[グループ・ジョン マッケンロー]
✔ 錦織圭(日本)
✔ A・マレー(英国)
✔ S・ワウリンカ(スイス)
✔ M・チリッチ(クロアチア)

[グループ・ イバン レンドル]
✔ N・ジョコビッチ(セルビア)
✔ M・ラオニチ(カナダ)
✔ G・モンフィス(フランス)
✔ D・ティエム(オーストリア)

2017全豪オープンシード順

次に、気が相当早いですが、2017年の全豪オープンのシード考察へ行きます。現在のレースランキングポイントから全豪前のポイントを除いたランキングが以下のようになります。

01 10350 ジョコビッチ
02  9910 マレー
03  4855 ワウリンカ
04  4615 錦織
05  4440 ラオニッチ
06  3625 モンフィス
07  3205 ティエム
08  3150 ナダル
09  3090 チリッチ
10  2790 ベルティヒ
11  2690 ゴフィン
12  2460 キリオス
13  2280 ツォンガ
14  2090 バティスタ=アグート
15  2081 ブイユ
16  1980 フェデラー
17  1885 ディミトロフ
18  1795 ガスケ
19  1750 カルロビッチ
20  1690 クエバス
21  1685 フェレール
22  1655 ズベレフ
23  1515 シモン
24  1420 トミック
25  1390 ラモスビノス
26  1365 ロペス
27  1355 クエリー
28  1335 ソック
29  1325 カレノブスタ
30  1315 コールシュライバー
31  1275 ジョンソン
32  1220 クリザン
33  1205 イズナー
34  1155 ミュラー
35  1135 トロイツキ
36  1110 デルポトロ
37  1101 グラノラーズ
38  1095 バグダティス
39  1014 エドムンド
40  1000 マウ

✔ 第1〜2シード
注目すべきはジョコビッチとマレーのポイント差です。440ptまで縮まりました。この2人にとってはほぼないといってもいい数字です。パリとファイナルの結果次第ではマレーが第1シードとなります。

✔ 第3〜4シード
対象はワウリンカ・錦織・ラオニッチ。錦織は現状4位。ラオニッチはブリスベン優勝の250ptが無くなるため5位です。こちらもパリとファイナルの結果次第ですが、ワウリンカは恐らく大丈夫でしょうか。錦織も5000ptあれば第4シード以上は確保できるはずです。目標としてはパリSF以上&ファイナル1勝、ラオニッチと直接対決の場合は勝つことです。

✔ 第5〜8シード
錦織orラオニッチのあぶれたほうで1枠、モンフィスでもう1枠。残り2枠をティエム・ナダル・チリッチで争います。ナダルがパリとファイナルを欠場する分が相当厳しいです。ティエムとチリッチはパリがダメでもファイナルで1勝すれば第8シード以内へ大きく前進します。とはいえ、R16で当たる9~12シード候補が結構強力なメンバーなので、無理して入らなければいけないシード帯にはならなさそうな気もします。

✔ 第9〜12シード
5~8シードであぶれた人が1枠。ベルティヒ・ゴフィン・キリオス・ツォンガで3枠を争う感じです。ツォンガがパリで爆発しなければ他3人で決まりそうです。

✔ 第13〜16シード
9~12シードであぶれた人が1枠。残り3枠を14位バティスタ=アグートから19位カルロビッチあたりまでで争う構図です。なんとここにフェデラーがいます。他の状況次第では17シード以下の可能性もあります。フェデラーがこのシード帯に入った場合、錦織が頑張って第4シード以上を確保してもR16で当たる可能性が出てきます。

✔ 第17〜32シード
ここからは気になるところのみピックアップ。まずはフェレール。なんとここまでランキングが下がってきました。ウィーンも準決勝で棄権しましたので、ちょっと心配ですかね。とはいえ全力プレーは未だ健在。全豪までには調子が上がってくることを期待しています。次はズベレフ。グランドスラムのシードといわれても違和感がないくらい実力をつけてきました。全豪はどこまで行くのか楽しみです。

そしてシードのボーダーライン上。まずはイズナー。現在33位と微妙な立場。1つ上のクリザンとは15pt差なのでまだまだわかりません。逆にシード選手からしたら1回戦に当たる相手としては嫌でしょう。なんとか頑張ってシードを付けて欲しいです。トロイツキも同様。シドニー優勝の失効が響いています。最近は調子がいいようなのですが、シード入りするために100ptほど獲得したいところです。

そして復活後の活躍が著しいデルポトロ。シードボーダーのクリザンまでは僅か110ptです。上位に棄権が出れば多少下がることも考えると、一発の爆発で十分シードに入ることができる位置まできました。というか実力的にはもうトップ10にも引けをとらないくらい戻ってきているのですが(苦笑)。本人も上位選手もシードを望んでいるはずです。

さいごに

まだまだ不確定な要素も多いのでここから動く可能性は十分にありますが、こんな視点からパリ・マスターズ~全豪前哨戦を見ていくのも面白いと思います。