ACL

【2024-25 ACL】大会方式一新 | ヨーロッパ同様の3階層へ

ACLは、2023-24シーズンから秋春制に移行していますが、更に2024-25シーズンから大会方式を一新することを発表しました。

その大会方式は、欧州サッカー連盟(UEFA)の

✔ チャンピオンズリーグ(CL)
✔ ヨーロッパリーグ(EL)
✔ ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)

を模したかのような3つの階層に分かれるというものです。トップカテゴリーの大会に出場するのは、東地区と西地区のそれぞれ12チームずつです。

また、2023-24大会から外国人枠は5人+1人のアジア枠に拡大されますが、2024-25大会からは外国人枠が完全撤廃になります。

新ACL大会方式

トップカテゴリー

・東地区と西地区のそれぞれ12チーム
・12チーム内で異なる8チームとホームで4試合、アウェーで4試合
・上位8チームがラウンド16に進出
・ラウンド16は、H&A形式でベスト8を決定
・準々決勝、準決勝、決勝は集中開催のノックアウト形式の3連戦

第2カテゴリー

・東地区と西地区のそれぞれ16チーム
・4チームx8のH&A形式のリーグ戦
・上位2チームがラウンド16に進出
・16強から準決勝までは、H&A形式のトーナメント
・決勝は一発勝負

第3カテゴリー

・東地区と西地区のそれぞれ10チーム
・4チームx5のグループリーグ。各組ごとに集中開催で1試合づつの対戦。
・上位8クラブが勝ち抜け
・準々決勝と準決勝Hは、H&A形式
・決勝は一発勝負

新ACL大会のポイント

「ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)」は、文字通りアジアNo.1のクラブを決める大会で、東西各地区のAFCクラブコンペティションランキング1〜10位の国が出場します。

優勝すればCWCへ行けます。

Tier3に位置する「AFCカップ」はざっくり説明すると、前年度のAFCコンペディションランキングの東地区、西地区のそれぞれ上位5カ国を”除いた”地域のクラブで行われるカップ戦です。

アジアの実力格差を考慮し、下位の国をメインとした大会です。日本や韓国、サウジアラビアなどは出場出来ません。

今回AFCは大会を2→3に増やしましたが、これはACLとAFCカップの間にもう一大会増やした形です。

各国の出場チーム数

アジアの東西別々で出場枠が決まっています。

AFCクラブコンペティションランキング

AFCクラブコンペティションランキングは、2014年にアジアサッカー連盟(AFC)が立ち上げた、AFC参加協会におけるクラブチームの国際大会成績に基づくランキングシステムです。

ランキングは、 AFCチャンピオンズリーグ (ACL) とAFCカップの過去4年間に参加したチームの結果に基づいて決められます。

この結果は、ACLおよびAFCカップの出場国枠を定めるのに用いられます。

ACL 2024-25シーズン東地区枠 / 日本出場枠:3+1

2023/5/10 現在

順位
ポイント
ACL
Tier2
Tier3
1
日本
91.821
3+0
1+0
2
韓国
88.295
2+1
1+0
3
中国
57.630
2+1
1+0
4
タイ
49.470
1+1
1+0
5
オーストラリア
33.830
1+0
1+0
6
マレーシア
29.951
1+0
1+0

引用:AFC

2024年/25年のACLの出場枠は、日本勢の活躍・中国勢の失速により3+1に決まりました。

日本チームの出場割当は?

Jリーグは、2023-24シーズンのACLに3チームが本戦から、1チームがプレーオフから出場することになっています。

第2カテゴリー以下の大会が、ヨーロッパのELのように、Jリーグで4位や5位になったクラブが出場するようなものになるのかも含め、今後大きな影響を与えそうです。

こちらも分かり次第、更新していきたいと思います。