2017/5/1 更新

今回は日本が出場予定のテニス男子国別対抗戦デビスカップについて紹介していきます。

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デビスカップとは?!

デビスカップ(Davis Cup)は、1900年から毎年行われている男子テニスの国別対抗戦のことです。略称はデ杯。

第1回はアメリカとイギリスが対戦し、アメリカが初代チャンピオンに輝いています。現在の方式は1981年から作られ、16の上位国からなるワールドグループとその他の地域別グループに分けられ、覇権が争われています。

同等の女子テニス国別対抗戦は「フェドカップ」という別名称で行われています。


大会方式

各国代表4名が選出され、試合は3日間にわたって行われます。

各試合は5セット・マッチで行い、1日目はシングルス2試合、2日目はダブルス、3日目はシングルス2試合を行い、先に3試合を取った国の勝利です。

開催国にサーフェスの決定権利があり、開催国は過去に対戦がない場合は抽選、それ以外の場合は両国が交互に開催することになります。

出場国はカテゴリーに分かれています。最上位はワールドグループと呼ばれる16か国で、1回戦からトーナメントを方式で1年かけて優勝国を決めます。決勝は例年12月初頭です。

ワールドグループ1回戦で敗退した8カ国と、世界各地の「ゾーン」(欧州ゾーン、東洋ゾーンなど)の優勝国が、翌年のワールドグループ出場権をかけて「プレーオフ」を行います。

ちなみにグレードは上からこのようになっています。

レベル
グループ
1
ワールドグループ
16か国
2
グループⅠ
アメリカゾーン
6か国
グループⅠ
ヨーロッパ/アフリカゾーン
12か国
グループⅠ
アジア/オセアニアゾーン
6か国
3
グループⅡ
アメリカゾーン
8か国
グループⅡ
ヨーロッパ/アフリカゾーン
16か国
グループⅡ
アジア/オセアニアゾーン
8か国
4
グループⅢ
アメリカゾーン
9か国
グループⅢ
ヨーロッパ
16か国
グループⅢ
アフリカゾーン
16か国
グループⅢ
アジア/オセアニアゾーン
8か国
5
グループⅣ
アジア/オセアニアゾーン
9か国

ATPポイント

出場すると以下のようなポイントを獲得することができます。

0203_1        引用:wikipedia


デビスカップの国別ランキング

2016/9/19付けの発表で、日本は13位。前回から3ランク上昇。

上位20か国は
1.イギリス
2.アルゼンチン
3.チェコ
4.スイス
5.クロアチア
6.フランス
7.ベルギー
8.セルビア
9.オーストラリア
10.イタリア
11.アメリカ
12.カナダ
13.日本
14.ドイツ
15.ロシア
16.カザフスタン
17.スペイン
18.スロバキア
19.インド
20.ウクライナ

最新のランキングはこちらから。


日本代表の成績は?!

現行制度になってからの日本は、1981年・1985年・2012年・2014〜17年とワールドグループに進出しています。それ以外はアジアグループ内又は入れ替え戦で敗退。。。


2017年デビスカップ

2017年ワールドグループ・スケジュール

✔ 1回戦 2/3~5
✔ 準々決勝 4/7~9
✔ 準決勝&プレーオフ 9/15~17
✔ 決勝 11/24~26


2017年ワールドグループ 各国1回戦

アルゼンチン[s] vs イタリア
ドイツ vs ベルギー[s]
オーストラリア vs チェコ[s]
アメリカ vs スイス[s]
日本 vs フランス[s]
カナダ vs イギリス[s]
セルビア[s] vs ロシア
クロアチア[s] vs スペイン

*左が開催国、[s]はシード


1回戦はホームでフランス

昨年ウクライナを倒してワールドグループ残留を果たしたテニス日本代表チーム。2017年初戦の相手はフランスで、日本のホームで開催されることが決まりました。

davis           引用:http://nisikorikeisdraw.com/archives/4845

1回戦開催要項

日程:2017.2.3 ~ 2017.2.5
場所:有明コロシアム
公式HP:http://www.jta-tennis.or.jp/tabid/445/Default.aspx

フランスはデ杯優勝9回の強豪国。最後の優勝は2001年ですが、その後も02年、10年、14年と決勝まで進んでいます。16年も準決勝に進みましたが、クロアチアに2-3で敗れています。

シングルスには、世界8位のモンフィス、12位のツォンガ、17位のガスケ、18位のプイユ、28位のシモンという顔ぶれが並びます。ダブルスでも世界1位のマユ、2位のエルベールらがいます。16年準決勝のクロアチア戦は、ガスケとプイユがシングルスに出場、ダブルスはマユ/エルベールのペアで臨みましたが、クロアチアのエース、チリッチにシングルスで2連敗、ダブルスでもチリッチ/イワン・ドディグ組にマユ/エルベール組が敗れ、敗戦しました。

日本とフランスは過去3度対戦がありフランスが3連勝しています。戦前は1926年と27年にともにインターゾーン決勝(現在のWG準決勝に相当)で対戦、フランスが3-2と3-0というスコアで日本を破っています。27年のフランスは、インターゾーンに続く前年優勝国との決勝でも米国を破り、デ杯初優勝を飾っています。日本とフランスは81年のWGプレーオフでも対戦しており、ローランギャロスを会場にした対戦でフランスが4-1で日本を下しています。
引用元:日本テニス協会


日本・フランス選手候補

日本上位選手(※ランキングは2016年9月19日付)
・錦織圭(日清食品:単5位/複819位)
・ダニエル太郎(エイブル:単88位/複1213位)
・西岡良仁(ヨネックス:単94位/複419位)
・杉田祐一(三菱電機:単98位/複639位)
・伊藤竜馬(北日本物産:単130位/複667位)
・添田豪(GODAIテニスカレッジ:単135位/複453位)
・守屋宏紀(北日本物産:単165位/複995位)
・サンティラン晶(日本:単233位/複465位)
・吉備雄也(ノア・インドアステージ:単259位/複714位)
・内山靖崇(北日本物産:単298位/複228位)

フランス上位選手(※ランキングは9月19日付)
・ガエル・モンフィス(単8位/複--位)
・ジョーウィルフリード・ツォンガ(単12位/複353位)
・リシャール・ガスケ(単17位/複587位)
・ルカ・プイユ(単18位/複99位)
・ジル・シモン(単28位/複204位)
・ブノワ・ペール(単38位/複178位)
・ニコラ・マウ(単40位/複1位)
・ピエール ユーグ・エルベール(単108位/複2位)


出場選手発表

日本代表メンバー(単世界ランキングは2017.1.16付)
✔ 西岡良仁(世界ランク99位)
✔ 杉田祐一(世界ランク112位)
✔ ダニエル太郎(世界ランク124位)
✔ 内山靖崇(世界ランク240位)

世界ランク99位の西岡良仁、112位の杉田祐一、124位のダニエル太郎、240位の内山靖崇の4選手が選出されました。錦織は南米のツアー大会を優先するため欠場を表明しています。

対するフランスからは、
✔ ガスケ
✔ シモン
✔ マウー
✔ エルベール
が選出されました。


開催場所は?!

日本テニス協会は、2017年デビスカップ・ワールドグループ1回戦「日本対フランス」戦の開催会場を有明コロシアムに決定しました。


チケット発売日は?!

2016.12.2に公式サイトにて発表されました。
>>詳細はこちら。


先行販売

イープラスのネットのみで先行販売が行われます。

・受付期間:2016/12/14(水) 12:00 ~ 12/19(月) 23:59まで
・席種:VIP席を除く全席種
・申し込み先:イープラス(独占販売)
 ※先行販売期間はインターネットからの申込みのみ。

>>イープラスはこちらから。


一般販売

・受付期間:2017/1/7(土) 10:00 〜
・席種:VIP席を除く全席種
・申し込み先:イープラス・楽天チケット・ローソンチケット・チケットぴあ


チケット料金

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座席表

楽天オープンとほぼ同じです。

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デビスカップをテレビで観るならWOWOW

takalab_wowow_0115        引用:WOWOW

錦織がブレークする前から、グランドスラムやデビスカップを全部生中継しています。錦織の試合はもちろん、他の日本人プレーヤーや有力選手の試合も、もちろん生放送。そして解説はないがオンデマンドでも生中継。大概の注目試合は網羅しています。

他にも、日本で開催されるATP500の「楽天オープン」、また不定期でツアー大会も放送しています(2017年はブリスベン(ATP250)など中継)。

✔ グランドスラム全大会
✔ デビスカップ、楽天オープン、その他ATPツアーを不定期に放送
✔ オンデマンドでネット配信も一部対応
✔ BS放送
✔ 月額2484円(税込)

>>WOWOWの公式サイトはこちら。


(参考)マスターズ以下の大会も観るならスポナビライブ

takalab_sponavi_0115        引用:スポナビライブ

今ソフトバンクが非常に力を入れているのが「スポナビライブ」です。2016年から始まりましたが、今後こういう媒体が主流になっていくのだろうなと思います。

「スポナビライブ」はプロ野球10球団の試合中継、プレミアリーグ・リーガエスパニョーラの全試合中継、Bリーグなど、他競技も非常に充実しているので、スポーツ大好きで、いろいろな競技を観たい人には非常におすすめです。

個人的にJリーグが入ってないのが、非常に残念ですが、これからますます発展していくサービス媒体だと思います。

テニス関連は、現状グランドスラム・デビスカップを除けば、非常に満足出来る内容を揃えています。ツアーファイナルにマスターズの全大会、ATP500シリーズを13大会中12大会放送。

今まではマスターズ1000を観るのには、GAORAしか選択肢がなかったのですが。。。

明らかにスポナビライブが、GAORAを上回る放送内容となっただけでなく、更にグランドスラムも放送に組み込むなどして、WOWOWも食いそうな勢いとなっています。

また携帯が、ソフトバンクユーザーの人は月額500円と破格の料金になっています。これは非常に魅力です。ドコモ・auからの顧客を奪いたいのが見え見えですが、スポーツ好きな人には魅力ある条件です。

✔ ATP250シリーズ:15大会(全40大会中)
✔ ATP500シリーズ:12大会(全13大会中)
✔ ATP1000シリーズ(マスターズ):9大会(全9大会中)
✔ ツアーファイナル
✔ グランドスラム:全豪オープンのみ(全4大会中)
✔ オンデマンドでネット配信も一部対応
✔ ネット放送(ストリーミング配信)
✔ 月額3000円(ソフトバンクユーザーは月額500円)

30日間の無料体験のほか、ユーザー登録しなくてもスマホ・PCから無料中継の試合は視聴できるので、興味ある方はぜひ試しに観てみてください。

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>>スポナビの公式サイトはこちら。


1回戦 vsフランス 組み合わせ決定

2017年デビスカップ初戦、vs仏の組み合わせが発表されました。

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【大会1日目】
・シングルス第1試合:ダニエル太郎 vs ガスケ
・シングルス第2試合:西岡良仁 vs シモン

【大会2日目】
・ダブルス第1試合:杉田祐一/ 内山靖崇 vs エルベール / マウー

【大会3日目】
・シングルス第1試合:西岡良仁 vs ガスケ
・シングルス第2試合:ダニエル太郎 vs シモン

デビスカップは、初日に各国1位の選手と2位の選手によるシングルスをそれぞれ行い、2日目にダブルス1試合、最終日の3日目は両国1位と2位同士のシングルス2試合の合計5試合が行われ、3勝した国が勝利です。


初日は2連敗

初日のシングルスに登場した、西岡、ダニエル。両者とも敗退してしまい日本は初戦敗退のピンチです。

●ダニエル太郎 2-6、3-6、2-6 〇リシャール・ガスケ
●西岡良仁   3-6、3-6、4-6 〇ジル・シモン


ダブルスも敗戦し、日本は敗退。。。

2日目はダブルスが行われ、杉田/内山組はエルベール/マウー組に3-6, 4-6, 4-6のストレートで敗れました。この結果、日本は1回戦で敗退し、9月のプレーオフ(入れ替え戦)でワールドグループ残留をかけて戦うこととなりました。

●杉田祐一/ 内山靖崇 3-6、4-6、4-6 エルベール/マウー〇


内山一矢報いる

3日は残りシングルスが行われました。既に勝敗が決していることから、話し合いの末、今回は3セットマッチで行われることになりました。

1試合目は、世界ランク85位の西岡と同42位のマウーが対戦したが、左腕の負傷により1-6, 1-1時点で西岡が途中棄権しました。2試合目は、世界ランク230位の内山が同101位のエルベールに6-4, 6-4のストレートで勝利し、日本は1勝をあげ、なんとか5連敗は避けることができました。

●西岡良仁 1-6、1-1、ret マウー〇
〇内山靖崇 6-4、6-4 エルベール●


次は9月にワールドグループ残留をかけてプレーオフ

ブラジル相手に、9/15~17日にワールドグループ残留をかけて、大阪でプレーオフになります。

日本は去年はウクライナとホームで、一昨年はコロンビアとアウエーで対戦して、勝利して残留を決めています。今年も同じ場所で是が非でも勝って、残留を決めて欲しいです。

関連記事:【2017 デビスカップ】WG残留をかけて、プレーオフ結果速報。


(回顧)2016デビスカップ

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2016/9/16〜18に行われたワールドグループ残留プレーオフ・ウクライナ戦は、日本チームが素晴らしいパフォーマンスを発揮し見事5対0てウクライナを下しました。

初日、ダニエル太郎はスタコフスキーに粘り強いストロークとメンタルで、西岡良仁はマーチェンコ相手に自慢のフットワークとリターンで勝ち2勝をあげました。スコアだけ見ればダニエル太郎3-0スタコフスキー、西岡良仁3-1マーチェンコで余裕があるように見えますが内容は非常に拮抗し日本の2人の持ち味が出た好ゲームでした。

2日目のダブルス錦織圭/杉田祐一のペアは互いのストローク力を活かし終始ゲームを支配しウクライナペアを圧倒しました。このダブルスは実力差があったように感じます。

そして何よりも、今回のウクライナ戦でのMVPは植田監督だと思われます。日本の戦力上、錦織をシングルスで使えば、ほぼ2勝をあげることが計算でき、他のところで1勝さえすればいいと誰もが考えるところですが、今回は錦織の疲労や日本の将来を考えダニエル太郎と西岡良仁を初日のシングルスに起用しました。

絶対的エースの錦織を使わず、もし負けてワールドグループ陥落した場合には監督の責任が問われ非常に厳しい立場になりえます。それにもかかわらず、先を見据えこのオーダーを選択した植田監督の采配はまさしく結果から名采配といっていいでしょう。しかもマーチェンコ選手は全米オープンでベスト16、ランキングも50位と西岡より格上でした。勝った西岡も流石でした!



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