本記事は、恵方巻きを食べるときなどによく使う「16方位」に関して、間違えずに覚える方法を紹介します。
筆者自身も、過去山登りなどのとき、コンパスで良く方向を調べたものです。
ただ、通常方角といえば「北」「東」「南」「西」くらいを思い浮かべるかなと思います。
もう少し細かい方角を示す時は、8方位(北西・北東など)を使う事が多いとは思うのですが…
しかし、恵方巻きを食べる時の方角の場合は、結構細かく・・・
8方位ではなく16方位を使われる事が多いですよ。東北東とか、南南西とか…
筆者自身もこれを覚えるのは苦手だったのですが、しっかり基礎と理屈を覚えておけば、全部覚えなくても16方位を導き出す事が可能です。
16方位が言えない・よく間違えるという方は本記事を参考にしてみて下さい。
Contents
16方位を簡単に覚えるコツ・導き出し方
まずは8方位を覚える。北と南が一番強く先頭に「北」or「南」が記載
まず、最初に方角の正しい向きを記載します。
上記の図は4方位・8方位・16方位を示したものになります。
16方位を覚えるには、まず順番に4方位・8方位をしっかり理解しておきましょう。
4方位は濃い青色で記載された東西南北になります。ここは大丈夫かと思います。
次に8方位ですが、上記の少し濃い青+濃い青で記載された方角になります。
ここで重要なのが「北」と「南」が強いという事です。
8方位の東西南北以外の方角を全て書き出すと、、、
北西、南西、南東、北東
となります。すべての方角に関して、「北」か「南」が最初に記載されていますよね。
よって、8方位では北と南が強いと覚えておきましょう。
東西南北以外の4方位に関しては、「北」と「南」を先頭に持ってきて後ろに「西」or「東」を追記して、8方位を導き出しましょう。
16方位の導き出し方。8方位の4方角が後ろに付く、どちらに傾いているのかと考える
では、問題の16方位になります。
先ほど記載した8方位を除いた16方位の方角を、北から反時計回りで全て書き出してみます。
✔ 北北西
✔ 西北西
✔ 西南西
✔ 南南西
✔ 南南東
✔ 東南東
✔ 東北東
✔ 北北東
ここで、8方位の東西南北を除いた方角を再度書き出してみます。
✔ 北西
✔ 南西
✔ 南東
✔ 北東
これらを比較すると、16方位では、8方位の東西南北を除いた方角が全て後ろにくっついているというのが分かります。
後ろの漢字の2文字が全て同じです。
そして、8方位の北側の向きであれば先頭に「北」をつける・8方位の西側の向きであれば先頭に西」をつける…
という形で、それぞれ東西南北どの向きに傾いているのかを見て、先頭文字に方角を追記します。
そうすれば、誰でも簡単に16方位導き出す事が可能です。全て暗記しなくても簡単に導き出せるんです。
南南西とか北北西とか、北と南が強いので同じ漢字が2つ並んでしまってややこしく感じるのですが、いきなり16方位を導き出すのではなく、まずは8方位を導き出してから16方位を導き出すようにしましょう。
慣れてしまえば、誰でも簡単に導き出す事が可能ですよ。
さいごに:16方位の簡単な覚え方
今回は16方位の簡単な覚え方・導き方を紹介しました。
全て覚えておく必要はなく、4方位・8方位を最初に導き出すという形で順を追って16方位を導き出せば、誰でも簡単に間違えずに記載できるはずです。
16方位を記載するのに自信がないという方は、本記事を参考にしてみて下さい。