漫画

内村航平の活躍を観て『ガンバ!Fly high』を読みたくなった!

今回のリオオリンピック。日本人選手たちの活躍に感動をいっぱいもらっていますが、体操男子団体・個人総合の内村航平の活躍には深夜だというのにめちゃくちゃ感動を頂きました!!

特に個人総合の奇跡の大逆転。ほんとに痺れました!!

今回の内村航平の活躍を観て、久々に漫画「ガンバ!Fly high」を読みたくなり、今しがた一気読みが終了しました。改めて読んで、めちゃくちゃ面白いなと再認識したので紹介したいと思います。


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体操マンガ『ガンバ!Fly high』

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以前、アニメ化もしていたので、知ってる!懐かしい!という30代の方も多いはずです。
実はこのマンガ「ガンバ!Fly high」は、内村航平選手のバイブルだったりします。

内村は、小学校時代にむさぼり読んだ。「あの漫画に影響されたのが大きい」。共通しているのは、天才的な空中感覚だ。主人公藤巻は、他選手が技を演じている最中の視界を想像できる。内村は「中学の時に、漫画をイメージしてみた」ことで、演じている最中の景色がすべて見えるという。
 当時は、漫画の中だけだった「G難度」も、すでに存在する。世界選手権では種目別の床運動で、まるで漫画の世界が、現実になった。内村がG難度の「リ・ジョンソン」を演じ、技が速すぎて、審判がひねりの回数を間違えるという“誤審”が起きたほど。
出典:内村バイブルの体操マンガが復活 – スポーツニュース : nikkansports.com

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内村航平は、子供の頃に読んでオリンピックで体操のチャンピオンになる事を誓ったそうです。彼は更に作中のトレーニング法や演技も現実に取り入れていきました。

『ガンバ!Fly high』の監修は、あの森末慎二!

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この漫画は中学から体操をはじめ6年後のオリンピックで金メダルを獲る藤巻駿という名前の少年を追っています。この漫画の共同作者(※原作・原案)の1人は、あのロサンゼルスオリンピックの鉄棒で金を獲った森末慎二さん。この漫画はその時の経験をベースにしています。森末さんは子供達が体操をやる励みになって欲しくてこの漫画を作ったと語っています。

1994年(平成6年)、連載開始当時の日本の体操界は、具志堅幸司・森末慎二の現役引退後の低迷が体操人気にも大きな影響を与え、競技人口が減っていく悪循環に陥っていた。その事態を危惧した森末が、自らの漫画原作を企画し、芸能界の師匠で所属事務所の大先輩である萩本欽一に相談。萩本と親交の深い編集者の島崎保久が元勤務先である小学館へ引き合わせ、「週刊少年サンデー」での連載が決定した。「漫画を読んで育った少年達から将来のメダリストが産まれてくれればいい」という当初の森末の願いはやがて現実のものとなる。(wikipedia)

この漫画は内村(そして90%の日本人体操選手)に大きなインパクトとなり、彼は特にその中の教えの1つに共感しました。この漫画は作中で”着地にこだわれ”と語っています。

理想の景色通りに体を合わせていけば勝手に止まる』と。

2012年、内村はその教えを実践し1984年以来28年ぶりとなる男子体操個人総合金メダリストになりました。1984年は『ガンバ!Fly high』の元となった森末慎二が金メダルを獲った年でもあります。

そして今回のリオオリンピック個人総合では、鉄棒の最後の着地をビッシっ!!と決めたことにより、大逆転の金メダルとなりました!まさに「ガンバ!Fly high」・森末さんの教え通り!

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さいごに

この記事を読んで『ガンバ!Fly high』が、気になって気になって読みたくなったあなた。是非読んでください!!内村航平の原点が垣間見えれると思います。

『ガンバ! Fly high』(ガンバ フライハイ)は、「週刊少年サンデー」(小学館)で、1994年から2000年まで約6年間連載された体操漫画である。原作はロサンゼルスオリンピックの金メダリストである森末慎二で、作画は菊田洋之。単行本全34巻に短編集を含めた外伝が1冊ある。第43回(平成9年度)小学館漫画賞少年部門受賞作品。中略 前人未踏の世界選手権個人5連覇を成し遂げた内村航平の愛読書であり、現在も体操競技者に読み継がれている。内村はインタビューで尊敬する体操選手として藤巻駿の名を挙げており、作品のテーマである「楽しい体操」を実践していると語っている。(ウィキペディア)