30代になった最近、20代を振り返り思うことがあります。
進学、就職、企業、一人旅、イベント企画と慌ただしく20代を過ごしました。しかし、いろいろありましたが、とにかく必死に必死にもがいたからこそ今があると確信しています。
ということで、今回は20代の時に必死だったぼくのカバンの中・机の上・枕の横にいてくれた、そして今でも読み返す『本田直之』著書の自己啓発本を紹介します!
1. TraveLife/
「自分探しの旅」という言葉をあなたはどういうふうに感じますか?
カッコいいと感じるのだろうか?ダサいと感じるのだろうか?
異国の地で空気を吸い、物に触れ、グルメを堪能し、新しい経験をすれば、新しい自分を見つけられない方が難しいです。
それほど「旅」は有用なモノだということを、この本がわかりやすく教えてくれます。ただし最低条件として「観光地を抜け出す」ことが必要だと言ってます。
最近「旅をするように暮らす」というフレーズが気になる人は必読するべきです。
2. LESS IS MORE
本田さんが北欧を旅した時の取材をまとめた本です。北欧を旅した本は、何気にありそうでありません。それだけでとても新鮮です。
遠く離れた国に住んでいる人々の、全く新しい価値観がバンバン飛び込んできて、非常に気持ちが良いです。
これからの幸福感は「経験的なもの」・「精神的なもの」にこそ存在するというのは、すごく共感できます。
3. 1万円起業
起業したいから、事業計画書を作って、銀行に行って、担当者をくどいて・・・
って、相当時代錯誤な発想です。
今は、人類史上例にみない「起業へのハードルが低い」時代です。ネットを駆使すれば、ほとんど元手のかからないビジネスなんて山のようにあります。
この本は、1万円以内の元手で年収数百万稼ぐビジネスをつくった人物をたくさん紹介しています。
おもしろいのは、「せいぜい数百万規模のスモールビジネス」という点です。今の時代、一部の大企業を除いて、巨大な会社をつくるよりもビジネスを複数持つことの方が賢い選択です。
世界を飛び回る結婚式専門の写真家や、アラスカで観光客向けにクーポンブックを作った男など、聞いてるだけでワクワクする具体例が盛りだくさんです。
なんでもやれそうな気がして、物凄くテンションが上がる一冊です。
4. フォーカルポイント
この本は、本田さんは監訳者であって、著者はブライアン・トレーシーさんです。テーマは「労働時間を半分にして、生産性と収入を倍にする思考術」。
ありふれたテーマですが、この本はスゴイです。
✔ 重要なことを増やす
✔ 重要でないことを減らす
✔ 新しいことを始める
✔ あることを完全に止める
引用:本書より一部抜粋
上記のような箇条書きで、シンプルな言葉を使い、ビシバシ考えの甘さを突いてきます。
・「なぜ君はそれほど懸命に働くのか?」
・「本当に達成したいことはなにか?」
・「本当に今のやり方が一番の近道か?」
など、本質的な質問攻めに遭って、完全に打ちのめされます。笑
この本の活用方法として、2ヶ月に1回、新品のノートとボールペンをもってカフェに行き、この本が投げかけてくる質問と本気で向き合うのがオススメです。
進むべき道を「会社任せにしてない」フリーランサーには必読の書です。
5. なまけもののあなたがうまくいく57の法則
よくみかける題材ですが、この本の素晴らしいところは「一目でわかるイラスト多数」「著者の本田さんが筋金入りのめんどくさがり」という点です。
ただ、本田さんが他のめんどくさがりと違うのは、「めんどくさいことを放置した方が、あとあとよっぽどめんどくさい」という決定的な事実に気付いたところです。
ハワイと東京の二拠点生活を実現させた本田さんのめんどくさがり脱出法。あなたは気になりませんか?
さいごに
「自己啓発」という言葉に拒否反応を示す人がいますが、ぼくは単純にこれらの本を「尊敬する先輩のアドバイス」と捉えています。
確かに怪しいことを言っている本はたくさんありますが、それはなんか変なことを言っている先輩がいるのと同じことです。
そんなものに近づかなくていいのです。自分が直感で素敵だなと思ったアドバイスだけに、ガッツリ寄っていけばいいと思います。
まぁいろいろ書きましたが、海外へ飛び出したい人は、本田直之さんの本がオススメです!!