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モリーズ・ゲーム感想
モーグルのオリンピック候補だったモリー・ブルームは、怪我を負いアスリートの道を諦める。
大学へ進学するまでの期間を気ままに過ごすことにしたモリーだったが、勤めていた会社のボスからアンダーグラウンドなポーカー・ゲームのアシスタントを頼まれる。
そこではハリウッドスターらが法外な掛け金でポーカーに講じていた。
彼女は26歳にして自分のゲームルームを開設するが、10年後FBIに逮捕される。担当した弁護士は、打合せを重ねるうちに目の前の女性がタブロイド紙に書きたてられるような人物でないことを知るのだが。。。
というお話。
まず、この映画をみて、言いたいことはモリー頭良い！ということです。
女性の魅力を最小限につかい、浮かれた男性にはしっかりと釘を刺します。
欲望に浮かれてる男性陣は誰として忠告なんて馬の耳に念仏ですし、それどころかモリーの足を引っ張るんですが。。。
ディーン、ブラッドら男性陣の身勝手さに苛立ちを感じたのは私だけでないハズでしが。
思い通りにならなければ問答無用の解雇暴力告げ口…。数多の敵がいる街で渡り合うのは理不尽上等ぶっ潰す精神が必要なんでしょうか(？)
怜悧な頭脳を持つモリーがガツガツと金を稼ぐ様は爽快です。
どのような場面でも淡々とすべき事に手をつけるモリー。それでいてひとつの誠意を頑としてまもる姿に日本では現実味のないキャラクターでも寄り添いたい気持ちがわきました。
きっと美化も混じっていましょうが、モリーのファンになれる映画です。
モリーズ・ゲーム あらすじ
2002年、冬季オリンピック予選の最終戦。女子モーグル北米3位のモリー・ブルーム（ジェシカ・チャステイン）は、五輪出場を目前にしていた。
心理学教授の厳格な父親（ケヴィン・コスナー）の下、幼い頃からひたすら練習を重ね、12歳の時の背骨の大手術からも復活した。コロラド大学を首席で卒業したモリーは、ソルトレークで金メダルを獲得し、ロースクールを卒業して会社を設立するという人生設計を立てていた。
ところが、1本の松の枝がモリーの運命を変える。枝にぶつかりスキー板が外れて転倒、モリーのアスリート人生は終わった。
その後、ケガから回復し、LAで1年間の休暇を取っていたが、バイト先のボス（ジェレミー・ストロング）からポーカー・ゲームのアシスタントを頼まれ、ハリウッドスターのプレイヤーX（マイケル・セラ）、映画監督、ラッパー、ボクサー……大金持ちの有名人ばかりが集まる高額ポーカー・ゲームの世界に足を踏み入れる。
ゲームの参加費は1万ドル（100万円相当）。一夜で100万ドル（1億円）のお金が動くスリリングな世界、最高レベルの人々との交流に生き甲斐を見つけるが、数年後、突然クビを言い渡されたモリーは、秘かに練っていた計画を実行し、“モリーズ・ルーム”をオープン。
その後、NYに拠点を移し、並外れた才覚によって新たなる伝説を築く。だが、2012年、FBIに突然踏み込まれ、ゲームは閉鎖。モリーは全財産を没収される。
2014年、現在。回顧録「モリーズ・ゲーム」を出版後、モリーは違法賭博の運営の容疑で突然FBIに逮捕される。
「誤解です。2年もやっていない」と答えるが、「合衆国対モリー・ブルーム」と書かれた令状を前に成す術もない。何人もの弁護士に断られたモリーは、チャーリー・ジャフィー（イドリス・エルバ）に弁護を頼む。
ジャフィーは、タブロイド紙に載る“ポーカー・プリンセス”は自分向きの事件ではないと断るが、モリーについて知るうちに彼女の弁護を引き受ける決意をする。
なぜポーカーをやめて2年も経つモリーが逮捕されたのか？ FBIの本当の目的は？ 果たして無罪を勝ち取ることは出来るのか？
引用：公式HP
