Jリーグ

【2017ACL】予選グループを決めるポット分けはこんな感じ?!

※2016/11/13 更新

どうもこんにちは。

ちょっと気が早いかもしれませんが、2017年のACLの予選グループを決める重要なポット分けを考えてみようかと思います。

acl_pot

2016年のACL

まず、2016年のACLグループステージの東アジア地域は以下のようになってました。

E組

✔ 全北(韓国)Kリーグ1位
✔ 江蘇(中国)中国FAカップ
✔ ビンズオン(ベトナム)ベトナムリーグ1位
✔ FC東京(日本)Jリーグ4位(予選プレーオフ)

F組

✔ サンフレッチェ広島(日本)Jリーグ1位
✔ FCソウル(韓国)韓国FAカップ優勝
✔ ブリラム(タイ)タイリーグ1位
✔ 山東(中国)中国スーパーリーグ3位(予選プレーオフ)

G組

✔ メルボルン・ビクトリー(豪州)Aリーグ1位
✔ G大阪(日本)天皇杯優勝
✔ 水原(韓国)Kリーグ2位
✔ 上海上港(中国)中国スーパーリーグ2位(予選プレーオフ)

H組

✔ 広州恒大(中国)中国サッカー・スーパーリーグ1位
✔ シドニーFC(豪州)Aリーグ2位
✔ 浦和レッズ(日本)Jリーグ3位
✔ 浦項(韓国)Kリーグ3位(予選プレーオフ)

ポット分けはこうなってた(と思われる)

【POT1】
全北(Kリーグ1位)・広島(Jリーグ1位)・メルボルン(Aリーグ1位)・広州恒大(中国1位)

【POT2】
ソウル(韓国FAカップ)・G大阪(天皇杯)・シドニー(Aリーグ2位)・江蘇(中国FAカップ)

【POT3】
水原(Kリーグ2位)・浦和(Jリーグ2位扱い)・ピンズオン(ベトナム)・プリラム(タイ)

【POT4】
浦項(プレーオフ)・東京(プレーオフ)・上海(プレーオフ)・山東(プレーオフ)

各国出場枠

AFCチャンピオンズリーグは、AFCによって各国の出場枠がきめられています。

主なところは。
・東地区の上位2協会は3つのグループリーグ出場枠と1つのプレーオフ枠。
・東地区のポイント3位・4位の協会は2つのグループリーグ出場枠と2つのプレーオフ出場枠。

AFCランキング

(2016.11.7現在)
1 92.939 韓国
2 86.365 UAE
3 84.684 サウジアラビア
4 79.615 イラン
5 77.481 カタール
6 73.851 日本
7 73.125 オーストラリア
8 72.635 中国
9 58.505 ウズベキスタン
10 37.872 イラク

>>AFCのHPより。

そもそもAFC Member Associations Rankingとは。
・ACL出場権の配分のために使う指標。6種類から構成される。
・6種類の指標のうち1つが競技力項目。
 └過去4年間の国際大会での代表、クラブの成績を反映して計算される。
 └2016ACLでは、2012年から2015年までを対象として計算される。
 └代表チームの成績は30%、AFCが主催する試合でのクラブの成績70%を合計して算出する。
となっています。

日本は東アジアで2位です。しかし中国・オーストラリアとは超僅差。AFCランキングのポイントは、クラブチームが7割・代表が3割の配分です。そして来年の出場枠を決めるのに関わってくる残り試合は、ACLの準決勝・決勝と11月のW杯予選。

ACLは日本・中国・オーストラリアは関係ないので、関わってくるのは代表戦のみ。あまり関係ないように思えていた代表戦ですが、この僅差のポイントだと、もし親善試合含め連敗すると逆転されるかも。そうなると、本戦2枠(J優勝・天皇杯)とプレーオフ2枠になりかねない。

何が何でも11月は連勝してもらわないと。


(追記)
どうも11月を待たずして、3+1が確定したみたいです。よかったよかった。

日本(Jリーグ)の来季のACL出場枠(3+1)は現状維持となることが、13日までに確実になった。

 10月のロシアW杯アジア最終予選で日本代表は1勝1分け。2敗だった中国を、代表成績を加えた合計ポイントで上回り、本戦3、プレーオフ(PO)1が割り当てられる東地区(2位以上)2位を確保した。

 来季のACL出場枠はアジアサッカー連盟(AFC)が発表する加盟協会(MA)ランクにより、11月のAFC理事会で決定。MAランクはポイント制で、70%がクラブ、30%が代表で構成される。9月末の時点で、東地区はACLで韓国以外のチームが敗退し、クラブポイントは上積みがなくなった。日本は韓国、中国に次ぐ3位で、本戦2、PO1、予選2回戦から1という枠になるところだった。

 ハリル・ジャパンの頑張りで、韓国と並ぶ最多の枠を確保。現状のルール通りなら、来季もJリーグの年間1、2位、天皇杯王者が本戦から、J年間3位がPOからの出場となる。
引用:日本勢のACL出場枠は3+1現状維持 ハリルジャパンの頑張りが反映

どうも上記の報知の記事はクソ記事だったみたいです。ちゃんと調べて掲載して欲しいです。

現在のポイントから48ヶ月前のポイントを引くと。こうなります。
日本:52.310 + 19.740 = 72.050
中国:57.617 + 14.704 = 72.321
豪州:49.362 + 23.111 = 72.473

素の数字で東アジア四位。。。非常に苦しい数字です。ただしまだ代表戦があるので望みはあります。それはサウジアラビアに勝つこと。サウジに勝ちさえすれば、地力で2位を確保出来ます。

これは何が何でも(ワールドカップ出場のためにも)、勝ってもらわないといけなくなりました。

2016各国リーグ戦結果

ポット分けに重要な各国のリーグ戦の現在の状況ですが。相変わらず全北と広州が強い。できればこの両チームとは予選で当たりたくない。ということは必然的にJで優勝するか、運試しでアデレードの組に入ることを祈るか?!

各国のACL振り分け

2016.11.7時点で仮決定したとすると。

✔ 韓国:3+1
 【本戦】Kリーグクラッシック優勝(FCソウル)、韓国FA杯優勝(未定)、Kリーグクラッシック2位(全北)
 【PP】Kリーグクラッシック3位(済州U)
✔ 日本:3+1
 【本戦】Jリーグ1位 、天皇杯優勝、Jリーグ2位
 【PP】Jリーグ3位
  ※Jリーグの2位はチャンピオンシップ決勝敗者。
   3位はJリーグチャンピオンシップ決勝出場チームを除く年間勝点最上位チーム
✔ 中国:2+2
 【本戦】中国超級1位枠(広州恒大)、中国FA杯優勝枠(江蘇蘇寧)
 【PP】中国超級2位枠(上海上港)
 【P2】中国超級3位枠(上海緑地申花)
✔ 豪州:2+1
 【本戦】Aリーグ1位枠(アデレードU) 、Aリーググランドファイナル優勝枠(ウェスタンシドニー)
 【PP】Aリーグ2位(ブリスベンロアー)
  ※豪州は本来2+2ですが、1部リーグに10クラブしかないため、2+1となります。
✔ タイ:1+2
 【本戦】タイプレミアリーグ1位枠 (ムアントンU)
 【P2】タイFA杯優勝枠(スコータイ※)、タイプレミアリーグ2位枠(バンコクU)
  ※タイは国王死去によるリーグ・カップ戦中止のため、リーグ戦:打ち切り時点、カップ戦:抽選で決定
✔ 香港:1+1
 【本戦】香港プレミアリーグ1位枠(傑志)
 【P2】香港シーズンプレーオフ優勝枠(南区)
  ※ 香港プレミアリーグ2015-16で優勝した東方が、出場を辞退したためそれぞれ繰り上がり。
✔ ベトナム、インド、マレーシア、インドネシア、ミャンマー、フィリピン:0+1
  ベトナム  :【P2】リーグ優勝枠(ハノイT&T)
  インド   :【P2】リーグ優勝枠(ベンガルール)
  マレーシア :【P1】リーグ優勝枠(ジョホール・ダルル・タジム)
  インドネシア:【P1】リーグ優勝枠(未定)
  ミャンマー :【P1】リーグ優勝枠(ヤダナボン)
  フィリピン :【P1】リーグ優勝枠(グローバル)

※PP:ACLプレーオフプレーオフラウンド、P2:ACLプレーオフ予選2回戦、P1:ACLプレーオフ予選1回戦

現在の各国のリーグ戦状況

Kリーグ

1位 ソウル  21勝7分10敗 勝点70
2位 全北現代 20勝16分2敗 勝点67(9没収)
3位 済州   17勝8分13敗 勝点59
4位 蔚山現代 14勝12分12敗 勝点54
5位 全南   12勝11分15敗 勝点47

中国スーパーリーグ

1位 広州恒大 19勝7分4敗 勝点64
2位 江蘇蘇寧 17勝6分7敗 勝点57
3位 上海緑地申花 14勝10分6敗 勝点52
4位 上海上港 12勝12分6敗 勝点48
5位 北京国安 11勝6分9敗 勝点43

Aリーグ

(2015-16シーズン)
1位 アデレード 14勝7分6敗 勝点49
2位 ウエスタンシドニー 14勝6分7敗 勝点48
3位 ブリスベン 14勝6分7敗  勝点48
4位 メルボルン 13勝5分9敗 勝点44
5位 パース   13勝4分10敗 勝点43

2017ACL 予選グループPOT分けはこうだ

上記の今年の各国結果から予想されるPOT分けはこうなります

(2016.11.7現在)
【POT1】
FCソウル(Kリーグ1位)・未定(Jリーグ1位)・アデレード(Aリーグ1位)・広州恒大(中国1位)

【POT2】
未定(韓国FAカップ)・未定(天皇杯)・ウエスタンシドニー(AリーグGF優勝)・江蘇(中国FAカップ)

【POT3】
全北(Kリーグ2位)・未定(Jリーグ2位扱い)・傑志(香港)・ムアントンU(タイ)

【POT4】
未定(プレーオフ)・未定(プレーオフ)・未定(プレーオフ)・未定(プレーオフ)

2017 ACL 日程

2017年の日程が発表されました。日本が絡む可能性のある、ACLプレイオフ予選二回戦は、年明け早々に始まります。

ACLプレイオフ予選二回戦

2017年:2017/01/31
2018年:2018/01/23