2017年の箱根駅伝を制覇し3連覇&3冠を達成した、青山学院のフィジカルコーチ「中野ジェームズ修一」さんが長距離ランナーに必要な興味深いことが記事にあったので紹介します。
駅伝だけで終わるのはツマラナイ
原晋監督は「駅伝だけで終わるのはツマラナイ。青学軍団から3年後の東京五輪を目指せるランナーを育てたい」と話していたが、すでにそのためのプランは進んでいる。
青学大3連覇の陰の立役者、フィジカル強化担当の中野ジェームズ修一氏(スポーツモチベーション最高技術責任者)に聞いた。
「箱根2連覇までは、
①パフォーマンス向上につながる準備運動
②体幹を強化して筋肉をつくる補強トレーニング
③正しいストレッチで身体をケア――をきちんと続け、さらに3連覇に向けてバランスボールを積極的に取り入れて、骨盤、背骨、肩甲骨などが柔軟に動くようにしました。併せてパワーの『抜き方』を導入しました。長距離の場合はレース中に力を抜き、無駄なエネルギーを使わないで走る=ランニングエコノミーが必要です。これを取得したことも箱根3連覇につながりました」
「青学大では、もちろん原監督と話し合いを持ちながら、常にマラソンを視野に入れたメニューを組んでいます。2020年には東京五輪もあります。まずは青学大から『駅伝に取り組みながらマラソンにつなげ、学生スポーツから世界を目指していく』という流れをつくっていきたい」(中野氏)
箱根で2区を走った一色は「(3月の)びわ湖マラソンに出る」と言い切った。他にも8区の下田を含め、総勢5人の青学大陸上部員がマラソンにチャレンジ。連休明けからは千葉県でマラソン合宿が予定されている。
原監督は3連覇達成直後に「実業団がだらしない。学生が陸上界の流れを変える」と話した。低迷が続く日本男子マラソン界の現状を考えれば、確かに学生の方がはるかに期待が持てる。
引用:青学大マラソン強化プラン 箱根V3“陰の立役者”が語った
最近、よく言われる体幹トレーニング。サッカーの長友の本で結構観たことがあるかたも多いかと思いますが、青学も積極手に導入して、変化していったみたいです。
マラソンで活躍する選手がたくさん出てきたらホントファンとしては嬉しいです。
ちなみに体幹トレーニングは、ダイエット・お腹の引き締めにもってこいです。