2018/1/2 更新
2018年の箱根駅伝の往路が終わりました。結構予想に反して波乱含みでした。
東洋大が1区の激走からそのまま押し切りました。ただ総合優勝を考えると青山学院が凄くいいところにつけました。
それでは結果をどうぞ〜〜!
総合結果 往路
1位:東洋大 5:28:29
2位:青山学院大 5:29:05
3位:早稲田大 5:30:25
4位:拓殖大 5:33:05
5位:法政大 5:33:06
6位:城西大 5:33:19
7位:日本体育大 5:33:47
8位:順天堂大 5:33:54
9位:東海大 5:34:09
10位:中央大 5:34:18
11位:中央学院大 5:34:43
12位:帝京大 5:34:47
13位:駒澤大 5:36:01
14位:国学院大 5:36:58
15位:神奈川大 5:38:04
16位:山梨学院大 5:38:07
17位:大東文化大 5:39:38
18位:国士舘大 5:41:38
19位:東京国際大 5:41:45
20位:上武大 5:42:22
OP :関東学生連合 5:49:20
(参考)
第92回往路TOP3
1位 青山学院大 5:33:45
2位 早稲田 5:34:18
3位 順天堂 5:36:09第92回往路TOP3
1位 青山学院大 5:25:55
2位 東洋大 5:28:59
3位 駒澤大 5:31:15
順位は戦前の大方の予想が覆りまくりです。
神奈川は1区2区でロケットスタートできず、ちょっと歯車が狂った感じの中5区で大ブレーキ。。。明日はなんとかシード権を狙う展開に。
東海大はすべて歯車が狂って、にっちもさっちもいかない感じ。すでに本番前に混乱していて収拾がつかない状態で当日を迎えた感じです。でもまだ4位は狙えるかと。
それに比べて青学はつなぎ区間と想定していた2区で区間賞。ただ田村でトップには立てず、5区でアクシデントがあったがそれでも充分に好走。普通に考えれば明日で逆転かな。
そして非常に良かったのが東洋。1区から4区まで完璧。5区も及第点。これは本来神奈川がしたかった形。ただ明日は青学と比べるとちょっと物足りないかも。それでも下級生だけでこの結果。絶対自信になるだろうし、来年以降脅威になりますね。
全体的にタイムは去年ほど遅くもなく、比較的追い風にのり、いい内容でした。
各区間結果
1区
1位 西山和弥 東洋大 1:02:16
2位 浦野雄平 国学院 1:02:30
3位 片西景 駒澤大 1:02:32
4位 吉田亮壱 日体大 1:02:40
5位 鈴木塁人 青学大 1:02:41
東洋大の西山が見事区間賞。足の調子が良くなかったみたいですが、それを感じさせない見事なスパートでした。
青学、神奈川、東海の3チームは揃ってトップから30秒前後の差。神奈川は想定より少し遅く、青学、東海は想定通り
といった感じでしょうか。
区間17位までがトップと1分差。混戦模様の1区でした。
2区
1位 森田歩希 青学大 1:07:15
1位 ニャイロ 山学大 1:07:15
3位 相澤晃 東洋大 1:07:18
4位 鈴木健吾 神奈川 1:07:26
5位 デレセ 拓殖大 1:07:53
追い風の影響もあってか、例年にないハイレベルな闘いでした。
青学の森田と東洋の相澤の2人が特に素晴らしかった。両者とも非常に積極的な走りでした。
注目の神奈川大鈴木健吾選手は僅差の区間4位。まぁ悪くない最低限の結果。順大の塩尻は調整ミスでしょうか。明らかに苦しい走りでした。
3区
1位 山本修二 東洋大 1:02:17
2位 田村和希 青学大 1:02:41
3位 鬼塚翔太 東海大 1:03:29
4位 光延誠 早稲田 1:03:33
5位 青木祐人 国学院 1:03:40
区間賞は東洋大山本。2位田村に24秒差をつける完璧なレース内容。タイムも良し。
田村も好調と言っていたとおり、悪くなかったですが、これは山本を褒めるべし。
4区
1位 大塚倭 神奈川 1:02:21 区間新
2位 吉川洋次 東洋大 1:02:22 区間新
3位 土方英和 国学大 1:02:36 区間新
4位 金子元気 城西大 1:03:02 区間新
5位 高本真樹 駒澤大 1:03:06 区間新
神奈川大塚が区間賞。東洋吉川の1秒差区間2位も驚き。
東洋を追う青山は梶谷が区間9位で、ここで東洋と2分差程度に。これは想定が結構狂った感じでしょうか?!
5区
1位 青木涼真 法政大 1:11:44 区間新
2位 安井雄一 早稲田 1:12:04 区間新
3位 細谷恭平 中央学 1:12:17 区間新
4位 山田攻 順天堂 1:12:30 区間新
5位 竹石尚人 青学大 1:12:49
法政青木が驚異の11分台で、13位から5位まで順位をアップ。
前回大会上位だった安井、細谷、山田の3人もキッチリ12分台。さすがです。
トップ東洋の田中は1時間14分16秒で区間9位。タイム的には1年生ということも考慮すればよかったと思いますが、青学の竹石が12分台を出して、2分差が一気に36秒差に。
青学としては明日につながる素晴らしい結果となりました。
神奈川は荻野が区間最下位で、15位まで順位を落とシード圏内が厳しくなりました。
今回の5区はハイレベルで、箱根特有の結果に大きく影響を及ぼしました。
区間7位が1時間13分01秒。
逆に。
区間8位は1時間14分09秒。
区間7位までのチームが順位をあげ、ほとんどが往路10位以内に入りました。
中でも光ったのが、1区18位の城西大が6位、1区19位だった法政大が5位まで盛り返したこと。箱根は山を制したものが制すを見事に実行した結果です。
復路は?!
優勝争いは東洋と青学大の一騎打ちでしょう。
8区に下田を残している、青学有利と予想します。
4位以下は大混戦。
6区が強い法政と東海が抜け出せるかも。しかしそれ以外も僅差なので6区の出来が結果を左右しそうな展開です。