駅伝・マラソン

【2018 箱根駅伝】関東学生連合チームの出場資格が変更

毎回、予選会で敗退した大学から、個人順位の良かった選手を集め、その大学の次年度以降の成長や、個人での箱根駅伝へ参加できるメリットがある学生連合チーム。

2018年の大会から、連合チームの出場資格が変わります。

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箱根出走経験 “0” 選手のみで編成

これまでは、補欠登録を含めた本戦登録1回までの選手が選考対象でしたが、2018年正月の第94回大会から本戦出走経験のない選手だけが選ばれることになりました。

これは、
「多くの大学、選手に出場機会を与える」
という当初の趣旨を、更に強く活かす結果となりました。

選考対象は、予選会の個人20キロということは変わりありません。

この決定により、箱根路を走る関東学生連合は全員が初出場のフレッシュなチームとなります。そして出場資格がなくなった選手が再び走れるチャンスが回ってくるという現象も起きそうです。

 今回の変更によって一躍、期待される選手が東大3年の近藤秀一だ。1、2年時にはいずれも関東学生連合で補欠にとどまり、従来の選考基準ではすでに資格を失っていたが、一転、関東学生連合の一員として来年の箱根駅伝に出場するチャンスを手にした。
 近藤は「予選会(10月14日)に向けて、やるべきことをやるだけです」と冷静にコメント。今年2月の東京マラソンで2時間14分13秒の日本学生歴代21位の好記録をマークした近藤はロードでは抜群の強さを誇る。関東学生連合チームに選出された場合「花の2区」など主要区間を担う可能性もある。文武両道ランナーの箱根路挑戦が注目される。
引用:報知新聞

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