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FPSゲームで「リフレッシュレート」と「ゲーミングディスプレイ」の重要性を痛感・・・

筆者はアイ・オー・データの「GigaCrysta 24.5インチ 反応速度0.6ms リフレッシュレート240Hz」のディスプレイでFPSゲームをやっています。

しかし、60fpsの「EIZO EV2785」ディスプレイでプレイしたところ、全く勝てなくなりました。

負ける原因を、環境や機材のせいにするのは良くないことですが、明らかにディスプレイが原因で勝てなくなっているのを実感しています。

やっぱり、FPSゲームをするなら高リフレッシュレートで、ゲーム用に色や明るさを調整できる機能がついたディスプレイじゃないと勝てないと痛感しましたので、その理由をここに記載します。

リフレッシュレートは向きを変える時に有利になる

GigaCrystaで240Hzディスプレイにデビューした頃は、ヌルヌル動きすぎて気持ち悪く、やりづらく感じていました。

しかし、気持ち悪さはその日のうちに慣れ、3日ほどプレイすると全く違和感なくプレイできるようになりました。

ただ、見やすいという感覚は特に無く、「これが普通」という感じで、ディスプレイの凄さは分かりません。

そのまま1ヶ月ほどプレイを続け、自分の腕も上がり、APEXで1日数回はチャンピオンを取れるぐらいまで上達でき、相手をキルする感覚もいい感じになってきました。

この状態から、60fpsのEIZO EV2785に変えてみたのですが、画面を動かした時にほとんど見えなくなって絶望してしまいました。

止まっての遠距離打ち合いなら視点を動かさずそれほど問題ないのですが、接近戦など目まぐるしく視点を振った時、ぼやけて相手を見失ってしまいます。

視点が振れている時に情報が全く得られなくなってしまったので、即座の対応が何もできなくなってしまいました。

この感覚を実感することで、「FPSは高リフレッシュレートのディスプレイが必要」という一般論を完全に理解しました。

FPSは高リフレッシュレートでないとキツイです。

60fps→240fpsの違いはすぐには分かりませんが、240fps→60fpsでは違いが明らかすぎてビビります。

60fpsでプレイしている人は、視力2.0の人に視力0.1で挑んでいるぐらいの不利な状況だと言えるでしょう。

240fpsでプレイしていたときなら「勝てる」と実感し、実際に勝つシーンでも60fpsディスプレイになるとあっさり負けてしまいます。

これがめちゃくちゃ悔しい。本当に悔しいんです。

リフレッシュレートの違いは、高リフレッシュレートに上げた時はメリットが分かりづらいですが、高リフレッシュレートになれた状態で低リフレッシュレートにした時にはっきりと実感できます。

FPSゲームなど動きが激しい瞬発力を求められるゲームをするなら、絶対に高リフレッシュレートのディスプレイをおすすめします。

ゲームモードで暗いところも見やすくできる

GigaCrystaには、暗いシーンを見やすくする「Night Clear Vision」という機能がついています。

これは、全体的に明るくなって色が薄くなり映像の質としては落ちてしまうのですが、室内や物陰など、暗くて見づらい場所が見やすくなる機能です。

これに関しても、オンにした時は映像が白っぽくなって見た目イマイチだな~と思ったのですが、暗い場所でかなり見やすくなります。

実際にプレイしていて「見やすい!」と実感することはありませんが、EIZOのEV2785に変えると室内や物陰などが殆ど見えなく、「Night Clear Vision」がかなり見やすかったんだな…と改めて実感しています。

APEXをプレイしている時、岩の陰に敵が屈んでいたのですが、全く気づかずそのまま近づいていき、相手が先に気づいて瞬殺される事案がありました。

プレイしていた僕としては、「こいつどこから出てきたんだ!?」とパニック状態だったのですが、録画していた動画を見返してみると岩陰に屈んでいるのが映っていました…。

しかも画面中央を少し外れたところなので、気づいても良さそうな位置に。

GigaCrystaでプレイしていた時はこんな事ありませんでした。

本当に暗い場所が見づらくなっているため、GigaCrystaの「Night Clear Vision」の優秀さを改めて実感した出来事です。

EV2785でも同じような事ができないか、明るさやコントラストを変えたり、NVIDIAのコントロールパネルから「デジタルバイブランスの設定」を100%にしたりなど色々設定しましたが、「Night Clear Vision」には到底及びませんでした。

GigaCrystaからEV2785に変えた時は、「映像と色がキレイだな!」と感じるのですが、実際は暗い場所がより暗く表現されてしまうので、FPSゲームとしては致命的に辛くなります。

fpsの低下と暗い場所が見づらくなっていることが重なると、画面を動かすと本当に何も見えない状態になり、暗所での勝負は早々に諦めるようになってしまいました。

ゲーム専用の表示モードがあるゲーミングディスプレイはFPSには必須だと実感しました。

さいごに:FPSゲームで「リフレッシュレート」と「ゲーミングディスプレイ」は重要

勝敗をディスプレイのせいにするのは良くないと思いますが、高リフレッシュレートと暗所モード対応のディスプレイに慣れてしまうと通常のディスプレイでは思い通りのプレイができなくなってしまうのは事実です。

今まで見えていて、その情報をもとに対応できていたものが、対応できなくなるとめちゃくちゃストレスを感じます。

60fpsの環境で頑張って3日プレイしましたが、慣れる気配はなくGigaCrystaを使ったレベルまでパフォーマンスを上げるのは不可能だという結論に至りました。

FPSなど動きが早いゲームをするなら、高リフレッシュレートでゲーム用のモードがあるディスプレイは必須です。

あと、EV2785は映像が綺麗でプロのイラストの世界で使われているディスプレイなので、とても良いディスプレイです!

ただゲームに向いていないというだけなので、EV2785が悪いんじゃなくてEV2785でゲームをプレイしている僕が悪いんです!

(追記)
ちなみに、その後ちょくちょくモニターを試したくなり、いろいろと変えています。

そして、気に入ったモニターを下記記事にまとめていますので、もしよかったら読んでみてください。