2017年8月の北海道マラソンから始まった、2020年東京五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」シリーズ。
2019年4月を最後に男子35名、女子15名のMGCファイナリストが決定しました。
そして、いよいよ2019年9月15日(日)、男女それぞれ2名の東京五輪代表選手が決定します。
安藤、福士、松田、鈴木らが東京五輪代表候補に有力視されています。
しかし、当日のレースコンディションや選手の体調などが大きく左右されることもあり、有力選手が絶対勝つとは言い切れないのがマラソンの面白いところです。
本記事では、女子MGC&MGCファイナルの大会日程やレース結果などを紹介します。
・【東京オリンピック】マラソン代表を決める「MGCレース」に出るのは誰か? | MGC(マラソングランドチャンピオン)
・【東京オリンピック】マラソン代表最後の1枠を決める「MGCファイナルチャレンジ」の設定記録が発表!狙えるのは大迫と設楽くらい?!
Contents
MGCファイナリスト一覧
MGCファイナリスト15名と結果を紹介します。
ちなみに、世界陸上の日本代表に選出された谷本観月(天満屋)、池満綾乃(鹿児島銀行)、中野円花(ノーリツ)らは、開催時期が近いということもありMGCの出場は辞退しています。
また開催前日に、関根、前田の欠場が発表されました。
MGC (2019年9月15日) 結果
【#東京五輪 一発勝負の選考レース】#マラソングランドチャンピオンシップ
女子は #前田穂南選手 が優勝。東京オリンピック代表に内定!#MGC女子 #MGC女子・ネット配信はこちらhttps://t.co/d6LgmZEJCt pic.twitter.com/jJaMu7b8OG
— NHKスポーツ (@nhk_sports) September 15, 2019
【#東京五輪 一発勝負の選考レース】#マラソングランドチャンピオンシップ
女子は2位に #鈴木亜由子選手 が入り、東京オリンピックの代表に内定!#MGC女子 #MGC
女子・ネット配信はこちらhttps://t.co/d6LgmZEJCt pic.twitter.com/vTj6YVSyMF— NHKスポーツ (@nhk_sports) September 15, 2019
1位/2:25:16 前田穂南(天満屋)
2位/2:29:02 鈴木亜由子(日本郵政グループ)
3位/2:29:06 小原怜(天満屋)
4位/2:29:51 松田瑞生(ダイハツ)
5位/2:31:14 野上恵子(十八銀行)
6位/2:32:30 一山麻緒(ワコール)
7位/2:33:29 福士加代子(ワコール)
8位/2:36:29 安藤友香(ワコール)
9位/2:41:22 岩出玲亜(アンダーアーマー)
途中棄権 上原美幸(第一生命グループ)
前田穂南と鈴木亜由子が東京五輪内定を決めました。
また小原は最後に驚異の猛追を見せましたが、わずか4秒差で鈴木に届かず。ただ小原は、最後の3枠目として、日本代表候補に残ります。
【#MGC 女子 レースハイライト動画】#マラソングランドチャンピオンシップ
優勝 #前田穂南
2位 #鈴木亜由子 上位2人が代表に内定
3位 #小原怜レース結果詳細は特設サイトで↓↓https://t.co/d6LgmZn8dT#TOKYO2020 #日本代表 #4秒差 pic.twitter.com/qTBk1PVkEB
— NHKスポーツ (@nhk_sports) September 15, 2019
【#MGC】
2020東京五輪男女マラソン代表内定✨✨🥇中村匠吾(富士通)
🥈服部勇馬(トヨタ自動車)🥇前田穂南(天満屋)
🥈鈴木亜由子(日本郵政グループ)#この日日本代表が決まった#東京オリンピック
マラソン日本代表🇯🇵選手選考レース応援ありがとうございました!#JAAF #陸上 pic.twitter.com/p9aGduOgpR
— JAAF(日本陸上競技連盟) (@jaaf_official) September 15, 2019
【#MGC 表彰式✨✨】
🥇中村匠吾(富士通)
🥈服部勇馬(トヨタ自動車)🥇前田穂南(天満屋)
🥈鈴木亜由子(日本郵政グループ)#東京オリンピック
マラソン日本代表🇯🇵選手選考レース#JAAF #陸上 pic.twitter.com/unRhFYBAr9— JAAF(日本陸上競技連盟) (@jaaf_official) September 15, 2019
【#MGC 女子】
前田穂南(天満屋)
東京五輪マラソン代表内定✨1996年7月17日生(23歳)166cm/46kg
園田東中(兵庫)→大阪薫英女高(大阪)
・5000m 15分38秒16
・10000m 32分13秒87
・ハーフマラソン 1時間09分12秒
・マラソン 2時間23分48秒https://t.co/NSc5DkrhGA— JAAF(日本陸上競技連盟) (@jaaf_official) September 15, 2019
【#MGC 女子】
鈴木亜由子(日本郵政グループ)
東京五輪マラソン代表内定✨1991年10月8日生(27歳)154cm/38kg
豊城中(愛知)→時習館高(愛知)→名古屋大
・5000m 15分08秒29
・10000m 31分18秒16
・ハーフマラソン 1時間07分55秒
・マラソン 2時間28分32秒https://t.co/sEGLTtxVC8— JAAF(日本陸上競技連盟) (@jaaf_official) September 15, 2019
【#MGC 女子】
3位🥉#小原怜(天満屋)2時間29分06秒応援ありがとうございました🙋♀️
▶https://t.co/dAkqtbBty4#JAAF #陸上 #マラソングランドチャンピオンシップ pic.twitter.com/JV47UemrFC
— JAAF(日本陸上競技連盟) (@jaaf_official) September 15, 2019
【#MGC 記者会見】前田穂南(天満屋)
「今回は、優勝を狙っていたので、すごい嬉しいです。(20㎞付近で仕掛けた)自分で仕掛けていくと決めていた。ただ、20㎞で仕掛けたつもりはなかった。いつの間にか後ろの選手が離れていた。誰かがついてきたら仕掛けようと思っていたが、ついて来なかった。」 pic.twitter.com/0h7Vgp5ZgM— JAAF(日本陸上競技連盟) (@jaaf_official) September 15, 2019
前田穂南(天満屋)続き
「マラソンでオリンピックに出て、世界で戦いたいと思っていた。そういう強い思いを持って、ここまで練習に取り組んでくることができた。30㎞や20㎞の変化走のラスト1㎞で3分を切るようなことができていて、自信をもつことができていた。」 pic.twitter.com/TQtdcwpQBx— JAAF(日本陸上競技連盟) (@jaaf_official) September 15, 2019
【#MGC 記者会見】鈴木亜由子(日本郵政グループ)
「2位を確保できたことはホッとしていますが、後半苦しい走りになり、課題の残るレースになってしまった。2回目のマラソンで、マラソンの怖さを味わった。今回の結果をしっかりと受け止めて、今後の練習に生かし、世界で勝負していきたい。」 pic.twitter.com/d1FQyzLL0b— JAAF(日本陸上競技連盟) (@jaaf_official) September 15, 2019
鈴木亜由子(日本郵政グループ)続き
「小原さんが迫っていたのは分かっていたが、足が動かない状態で、後ろを気にするよりは、とにかく足を前に進めることでいっぱいだった。今回に向けて、継続して練習できていたが、質の面ではまだまだの所があった。レベルアップの余地はあると思います。」 pic.twitter.com/NAxlU3Gk0Z— JAAF(日本陸上競技連盟) (@jaaf_official) September 15, 2019
自己ベスト順
※年齢は2019年4月時点
2:21:36/安藤友香 (25歳・ワコール)
2:22:17/福士加代子(37歳・ワコール)
2:22:23/松田瑞生 (23歳・ダイハツ)
2:22:48/前田彩里 (27歳・ダイハツ)
2:23:07/関根花観 (23歳・日本郵政グループ) 欠場
2:23:20/小原怜 (28歳・天満屋)
2:23:48/前田穂南 (22歳・天満屋) 欠場
2:23:52/岩出玲亜 (24歳・アンダーアーマー)
2:24:19/上原美幸 (23歳・第一生命グループ)
2:24:33/一山麻緒 (21歳・ワコール)
2:25:28/谷本観月 (24歳・天満屋)※辞退
2:26:07/池満綾乃 (28歳・鹿児島銀行)※辞退
2:26:33/野上恵子 (33歳・十八銀行)
2:27:39/中野円花 (27歳・ノーリツ)※辞退
2:28:32/鈴木亜由子(27歳・日本郵政グループ)
改めて見ると凄いメンツだ。このメンバーが近年の長距離界を牽引し、そして、将来の長距離界の舵をとっていく、有能な指導者になっていくのかと思うと、もの凄い歴史の瞬間を目撃することになるんだ。今週の日曜日は。東京五輪マラソン以上の興奮が、約束されていると言っても過言ではない!! #MGC https://t.co/o95COT5TUQ
— 和田正人 (@daaaaaawaaaaaa) September 13, 2019
出身校別MGCファイナリスト
【大阪薫英女学院高校】
中野円花、松田瑞生、前田穂南
【豊川高校】
安藤友香、岩出玲亜、関根花観
【興譲館高校】 小原怜
【五所川原工高校】福士加代子
【鹿児島女子高校】上原美幸
【鹿児島情報高校】池満綾乃
【出水中央高校】 一山麻緒
【須磨学園高校】 野上恵子
【名古屋大学】 鈴木亜由子
【鈴峯女子高校】 谷本観月
【佛教大学】 前田彩里
MGC&ファイナル日程
「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で、東京五輪日本代表の2選手が決定します。
最後の1枠は、MGCファイナルチャレンジの対象となる3大会にて派遣設定記録を突破した記録最上位の競技者に内定が与えられます。
なお、派遣設定記録を突破する選手がいない場合は、「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で2枠に入らなかった次点の選手が日本代表に決定します。
マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)
2019年9月15日(日)
9時10分スタート
※東京五輪日本代表2選手が決定
<テレビ放送日程>
女子/NHK総合(午前8時00分~)
※男子はTBS系列にて放送されます。
MGCファイナルチャレンジ対象レース
ここでは、東京五輪代表を決めるMGCファイナルチャレンジの対象レースの日程を紹介します。
[3枠目設定記録]
女子/2時間22分22秒
設定記録を突破する選手がいない場合は、「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で2枠に入らなかった次点の選手が最後のマラソン日本代表に決定します。
第5回さいたま国際マラソン
2019年12月8日(日)
第39回大阪国際女子マラソン
2020年1月26日(日)
名古屋ウィメンズマラソン2020
2020年3月8日(日)
9時10分スタート
・【東京オリンピック】マラソン代表を決める「MGCレース」に出るのは誰か? | MGC(マラソングランドチャンピオン)
・【東京オリンピック】マラソン代表最後の1枠を決める「MGCファイナルチャレンジ」の設定記録が発表!狙えるのは大迫と設楽くらい?!
・【東京オリンピック】マラソンの標準記録が発表 。MGCで優勝しても…代表になれない可能性が…