2019年の箱根駅伝は青学の5連覇を阻止した東海大学の強さが出た大会でした。
そんな大会の裏では、シューズメーカの熾烈なシェア争いが展開されてました。最近の陸上界のブームはNIKEの「ヴェイパーフライ」という厚底シューズですが、一体何人の選手が履いていたのかと気になっていた頃、NIKEの公式サイトが、発表してくれました。
NIKE(ナイキ)ヴェイパーフライ
なんとその数、往路46人、復路49人。2日間合計すると230人中95人と、実に41%の選手がナイキを着用していたことになります。
そして、そのほとんどが厚底のヴェイパーフライ4%だったようです。
区間上位選手ほど「ナイキ ヴェイパーフライ」を履いている傾向
更に観てみると、各区間の上位3位までの選手に限っていうと、30人中18人がナイキを着用しています。
つまり60%のシェア率になります。更に更に、区間賞だけみてみると、
1区:西山和弥(東洋大) ヴェイパーフライ 1:02:35
2区:ワンブィ(日大) ヴェイパーフライ 1:06:18
4区:相澤 晃(東洋大) ヴェイパーフライ 1:00:54(区間新)
5区:浦野雄平(國學院大)ヴェイパーフライ 1:10:54(区間新)
8区:小松陽平(東海大) ヴェイパーフライ 1:03:49(区間新)
9区:吉田圭太(青学大) ヴェイパーフライ 1:08:50
10区:星 岳(帝京大) ヴェイパーフライ 1:09:57
10選手中7選手がナイキの厚底シューズを履いていました。シェア率70%。また2019年の箱根駅伝では区間新記録が5区間で出ているが、そのうち3つを叩き出したのがヴェイパーフライ4%です。
さらに、2年連続で往路優勝した東洋大の選手の多くがヴェーパーフライ4%を履いていることは有名ですが、初優勝を遂げた東海大も7人がナイキで、うち6人がヴェイパーフライ4%着用だったことがわかりました。
2019年もNIKEヴェイパーフライが猛威を振るう
2019年もナイキの厚底シューズが、陸上界を席巻することは間違いなさそうです。他社の追随があるのかどうか?!NIKEの独壇場となるのか?!ある意味楽しみです。