2017/6/4 更新
今年も開催される「布勢スプリント2017」に、リオ五輪・男子400メートルリレーで銀メダルを獲得したメンバー4人のうち、3人が出場する予定になりました。
布施スプリント2017
出場する3人は、決勝で第1走者だった山県亮太、2走の飯塚翔太、アンカーのケンブリッジ飛鳥選手。3人とも100メートルに出場し、日本人初の9秒台をねらいます。
山県は昨年の布勢スプリントにも出場し、向かい風ながら10秒06の大会記録を出してます。
3走の桐生祥秀も出場予定でしたが、急遽ダイヤモンドリーグ(ローマ)の出場が決まり、スキップです。
関連記事:ダイヤモンドリーグ第4戦、ローマ大会に桐生が出場。
(追記)
山縣が右足首の負傷の影響で無念の欠場です。
山県は3月のオーストラリアの競技会で10秒06を出し、8月の世界選手権(ロンドン)の参加標準記録を突破したが、右足首を負傷した。6月の日本選手権へ向け、状態を悪化させないために大事を取って、参加を取りやめた。
織田記念国際(4月29日)と、セイコーゴールデングランプリ川崎(21日)にもエントリーしていたが、欠場していた。約3カ月、試合から遠ざかった状態で、日本選手権に挑むことになる。
引用:日刊スポーツ
開催要項
期日:2017年6月4日(日)9:00 競技開始予定
会場:コカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場(布勢総合運動公園陸上競技場)
100m開始時間
✔ 1本目:13:20頃
✔ 2本目:15:00頃
有力選手
✔ 山縣 亮太 10″03
✔ 高瀬 慧 10″09
✔ 大瀨戸一馬 10″19
✔ 藤光 謙司 10″24
✔ ケンブリッジ飛鳥 10″10
✔ 長田 拓也 10″19
✔ 九鬼 巧 10″19
✔ 小谷 優介 10″21
✔ 飯塚 翔太 10″22
✔ 川面 聡大 10″22
✔ 原 翔太 10″31
✔ 竹下 裕希 10″31
✔ 野川 大地 10″32
✔ 土手 啓史 10″35
結果
予選 1組
【風:+2.9】
10″11 ケンブリッジ飛鳥 ナイキ
10″17 藤光謙司 ゼンリン
10″25 九鬼 巧 NTN
10″33 高瀬 慧 富士通
予選 2組
【風:+2.2】
10″26 諏訪達郎 NTN
10″30 原 翔太 スズキ
10″33 土手啓史 住友電工
予選 4組
【風:+1.7】
10″10 飯塚翔太 ミズノ
A決勝
【風:+1.9】
10″08 飯塚翔太 ミズノ
10″12 ケンブリッジ飛鳥 ナイキ
10″13 原 翔太 スズキ
10″20 九鬼 巧 NTN
10″22 諏訪達郎 NTN
10″23 藤光謙司 ゼンリン
10″34 土手啓史 住友電工
10″39 高瀬 慧 富士通
予選を兼ねた第1レースで、まず飯塚が好タイム。
追い風1.7mで世界選手権参加標準記録(10.12)を突破する自己ベストの10秒10をマーク。200メートルを本命とする飯塚は、滑らかな加速で中盤から独走し、2013年の日本学生対校選手権でマークした自己記録10秒22から大幅にタイムを短縮。また100メートルの第1レースにはケンブリッジ飛鳥が出場したが、追い風2.9mの参考記録で10秒11。
そして、午後の第2レース。追い風1.9mの好条件下で行われ、またもや飯塚が好走。日本歴代7位で自己ベスト10秒08をマーク。またケンブリッジ飛鳥も10秒12を出し、やっと参加標準記録を突破しました。
飯塚はこれで200mの19秒台突入が現実味を帯びてきました。
【世界選手権参加標準記録2名突破!】
布勢スプリント男子100m#飯塚翔太 10.08、#ケンブリッジ飛鳥 10.12
▼「世界選手権への道」~ 参加標準・派遣設定記録突破者一覧~https://t.co/Aqwes6u05P#陸上#ナンバーワンしかいらない pic.twitter.com/i4yzSJRngE— JAAF(日本陸上競技連盟) (@jaaf_official) 2017年6月5日
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