2017/11/27 更新
毎年、Jリーグから4チーム程度参加するACL(アジア・チャンピオンズリーグ)。
参加した場合、どのくらい賞金がでるのか調べてみました。
Contents
2017 ACL 賞金
AFC(アジアサッカー連盟)からの報奨金
1. 試合補助金 (MATCH SUBSIDY)
AFCオフィシャルによると。
プレイオフステージ | 約220万円 (USD20,000) |
グループステージ | 約330万円 (USD30,000) |
ラウンド16 | 約330万円 (USD30,000) |
準々決勝 | 約330万円 (USD30,000) |
準決勝 | 約330万円 (USD30,000) |
決勝 | 約660万円 (USD60,000) |
これは、アウェイゲームに向かうクラブチームに対し、選手・監督・スタッフの移動や道具・備品等の輸送など必要経費の旅費全般に関わる部分を補助支給しますよという意味合いが強いお金です。
決勝の支給額が極端に上昇しているのは、西アジアと東アジアが対戦する為で、必然的に旅費移動費の負担が多くなる事からと考えらます。
2. パフォーマンスボーナス (Performance Bonus)
勝利 | 約550万円 (USD50,000) |
引き分け | 約110万円 (USD10,000) |
グループステージ全6試合を対象に、勝ち点3を獲得したクラブに対し勝利ボーナス約550万円。勝ち点1の引き分けの場合は両クラブに対して、約110万円のボーナスが支給されます。
3. 参加賞 (Participation Fee)
ラウンド16 | 約880万円 (USD80,000) |
準々決勝 | 約1320万円 (USD120,000) |
準決勝 | 約2200万円 (USD200,000) |
グループステージから勝ち上がり、ラウンド16・準々決勝・準決勝と各ステージに上がったクラブに対し、ステージ参加賞が支給されます。まぁ賞金ですね。
4. 賞金 (Prize Money)
優勝 | 約3億3000万円 (USD3,000,000) |
準々決勝 | 約1億6500万円 (USD1,500,000) |
優勝クラブは約3億3000万円、準優勝クラブは約1億6500万円、それぞれの賞金がAFCから授与されます。本来の賞金がこちらになります。
更に優勝クラブはCWCへの出場権を得られるので、更なる賞金増が見込まれます。
日本サッカー協会からの報奨金
ラウンド16 | 1000万円 |
準々決勝 | 3000万円 |
準決勝 | 4000万円 |
2017年ACL参加チームの賞金額
2017年ACLに参加している、「鹿島アントラーズ」「浦和レッズ」「川崎フロンターレ」「ガンバ大阪」の賞金額がいくらか計算してみます。
因みに最初の項目『試合の補助金』は除きます。
さいごに
賞金はクラブにとって大きな財力となります。
更にACLで優勝することは名誉なこと以上に、魅力なのがCWC(クラブワールドカップ)への出場権を獲得できることです。世界のクラブとガチンコ勝負が出来る。サッカー選手にとってこれ以上の喜びはないと思います。
最後まで、有り難うございました。
関連記事:2019年から出場枠の選考方式変更。2018・2019年の出場枠はどうなるか検討してみる。