2年目となるMリーグ。全8チームになったことで、レギュレーションが多少変更されました。
今回は変更点をまとめます。
2019-20シーズン Mリーグ
① 試合数は1チーム各80試合から90試合に増加
② セミファイナル制を導入。
→ レギュラーシーズン90試合(昨年は80試合)
→ 8チームから6チームに
→ セミファイナル各チーム16試合
→ 6チームから4チームに
→ 全12試合によるファイナルシリーズを行い、優勝チームが決定!
→ 優勝チームはトータル114試合の結果で決まることになります。
③ 開幕日は2019年9月30日。
ファイナルシリーズを含む全日程は4月末終了予定。
藤田晋チェアマンが7月9日、ドラフト会議後、2019シーズンのレギュレーションについて、全8チームになったことに伴う試合数の変更や、セミファイナル制の導入など、レギュレーション変更を発表した。
2019シーズンから変更となった大きな点として、チーム構成では「3人ないし4人」「男女混成」が義務付けられ、この日のドラフト会議では女性選手4人を含む、計8人が指名された。男女混成ルールについては、「麻雀プロの歴史が長い中で、各団体でリーグ戦をやって、トップリーグは男子プロだらけになって、たまに女流プロが食い込むというのが現実」と語ると、「Mリーグも勝つために男子プロばかり取っていくと、女流プロ自体の技術を磨く場がなくなる」と女流プロ全体の底上げが目的であるとした。
また、Mリーグとして長い歴史を刻んでいくために「プロですので、視聴者に見て頂くとか、ファンに付いてもらうことを考えていくと、男子だらけの世界だと厳しい」と判断していたことを明かした。
新シーズンの最大のトピックスと言えば、チーム数増加だ。「KADOKAWAサクラナイツ」の加盟により全8チームに。これにより試合数は、各チーム80試合から、90試合に増加することになった。今後、さらにチーム数を増やすかという質問には、「まだなんだかんだいってコアなファン、世の中から見るとマニアックというぐらいの人たちが知っている世界。チーム数を増やしすぎると、選手をほとんど見たことがないといった風になる」と、無理な拡大はしない意向も示した。
今回のドラフトでは、TEAM雷電・萩原聖人(連盟)に続き、タレントとしても活躍する岡田紗佳(連盟)がKADOKAWAサクラナイツから指名を受けた。「岡田紗佳さんは本当に麻雀も強く、かつ勉強熱心で、伸び代もあるので、普通に実力で選んでも、タレント性を抜きにしても選ばれる可能性はある。Mリーグの熱狂を外に伝えるという意味では、他の世界で知名度のある人が参戦してくれるのは、Mリーグチェアマンとしては嬉しいこと」とした。