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漫画版「風の谷のナウシカ」は本当に最高です!映画版を上回るSF・ファンタジーの傑作!

あなたは「風の谷のナウシカ」の漫画版をご存知でしょうか?!

スタジオジブリ・宮崎駿監督による日本アニメ―ション映画作品の人気作品で、TVではもう何度も何度も放映されている「風の谷のナウシカ」。

その原作と成る漫画版は想像以上の大傑作作品です。

漫画版は、アニメ情報誌『アニメージュ』にて1982年2月号から1994年3月号の12年に渡り連載されました。全7巻です。

劇場版アニメが公開されたのは1984年ですので、劇場版の後、漫画が完結するまで8年かかっています。

映画の原作は1~2巻を中心に再構成されたもので、漫画版になるとキャラクターや世界感などが更に複雑になり、グッと奥が深くなります。

「映画版」で感動した人は是非とも「漫画版」も読んでください!

風の谷のナウシカ 漫画版

風の谷のナウシカ 第1巻

月刊アニメージュに連載され、スタジオジブリ長編アニメーション映画「風の谷のナウシカ」の原作となった、オリジナルコミックスの第1巻。
アニメージュ1982年2~9月号掲載分収録。
「火の七日間」と呼ばれる戦争によって巨大産業文明が崩壊してから千年。荒れ果てた大地には「腐海」と呼ばれる有毒の瘴気を発する菌類の森が広がり、衰退した人間の生存を脅かしていた。
酸の海のほとりに、海から吹く風によって腐海の毒から守られた「風の谷」という辺境の王国があった。そこでは、王女のナウシカを中心に
人々は自然を尊び平和に暮らしていたが、大国トルメキア軍の侵略に遭い…。

映画版と重なるシーンが多いです。宮崎駿の漫画のタッチを知らない人はその繊細さに驚くかもしれないです。

風の谷のナウシカ 第2巻

ぺジテ市のアスベルとともに、腐海から脱出したナウシカ。その頃トルメキア戦役が勃発し、ナウシカは古い盟約によってトルメキア第三皇女クシャナ軍に従軍する…。
映画では語られなかったその後のナウシカの物語がここから始まる!

映画以降のストーリーはこの2巻以降から始まります。映画と異なり、物語の中に宗教色も出始めます。

風の谷のナウシカ 第3巻

マニ族の僧正に、失われた大地との絆を結ぶ「青き衣の伝説」の実現だと予言されたナウシカは、再び戦役に参戦。
一方、王蟲の大群は南へと向かう。大海嘯を予感したナウシカはそれを追うのだが…。

戦争が激化しトルメキアの白い魔女・クシャナが輝きだす第3巻。

風の谷のナウシカ 第4巻

大海嘯を確信したナウシカは、その原因を見定めるため旅に出た南の地で、チククや土鬼(ドルク)の僧チヤルカに出会う。
一方戦況は、蟲の大群に遭遇し、もはや両軍は撤退あるのみに…。

森の人、チククなど重要人物が登場。腐海の秘密、ドルクとトルメキアの戦争、巨神兵など、ラストへ向けて伏線が張られた第4巻。哲学的な要素が強くなります。

風の谷のナウシカ 第5巻

土鬼の皇兄・ナムリスは弟から実権を奪い、ヒドラや巨神兵を復活させてしまう。
さらに彼はクシャナと政略結婚を果たし、世界征服を企む。世界は再び滅びの道を歩まんとしていた…。

戦争も終盤、不老不死の体を手に入れたナムリス。倒れるクシャナ。ナウシカは王蟲に飲まれて腐海の一部になってしまうのか?!

風の谷のナウシカ 第6巻

森の誕生の秘密を知ったナウシカは、わずかに生き延びた人々に、たそがれの世界で生きていくことを説く。
一方、巨神兵の覚醒によって世界は新たな局面を迎えようとしていた…。

森の人の助けで救出されるナウシカ。そこで腐海の森の秘密を知る。彼女は戦いを止めるために再び戦場へ。絶体絶命のピンチを巨神兵に救われる。

風の谷のナウシカ 第7巻

土鬼の聖都シュワの墓所には、どんな秘密が隠されているのか。腐海が生まれた真の理由とは。
そして、封印されていた秘密の意味するところを理解したとき、ナウシカはいったいどのような道を選ぶのか…。

身を挺してクシャナを庇ったユパ。森の人と共に腐海を含めた世界の成り立ちを知ったナウシカはオーマと共にシュワの墓所へ。墓所の主とナウシカ・トルメキア王の3者が対峙するクライマックス。いよいよ大盛り上がりの最終巻です。

さいごに:ナウシカ漫画版は映画版を凌駕する!

漫画「風の谷のナウシカ」は映画版をはるかに超えるSF・ファンタジーの傑作です。読んだない方は絶対読むべき漫画です!

また↓の「シュナの旅」は、漫画版ナウシカと近く非常にすんなり読めて面白いです。