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【2023 箱根駅伝】大学別注目ルーキ(新1年生)をピックアップ | 佐藤・山川・青木・吉居・山口他

2023年正月の箱根駅伝で活躍が期待されるノりにノッている注目のルーキーを紹介します。

高校駅伝で活躍した選手が、箱根駅伝などの大学駅伝でルーキーとして活躍していることが多々あります。

また、1年生から出場すると、自ずとその後のチームのエースとして成長していく確率も高いです。

即戦力はいわば、チームのエース候補として考えられます。

本記事では、高校駅伝で活躍し、翌年の大学駅伝で活躍が期待される期待のルーキをピックアップします。

2023 箱根駅伝 注目のルーキ

2021年(高校3年) 高校駅伝時の5000mランキング

01 13:31.19 佐藤 圭汰(洛南高校) 駒澤
02 13:35.16 山口 智規(学法石川) 早稲田
03 13:48.29 花岡 寿哉(上田西高) 東海
04 13:50.04 大島 史也(専大松戸) 法政
05 13:51.18 菅野 裕二郎(学法石川) 東国
06 13:53.90 吉村 聡介(豊川高校) 東洋
07 13:54.45 緒方 澪那斗(市立船橋) 東洋
08 13:54.49 荒巻 朋熙(大牟田高) 青山学院
09 13:54.70 兵藤 ジュダ(東海大翔洋) 東海
10 13:55.47 岩下 翔哉(大分東明) 国士舘
11 13:55.92 西村 真周(自由ケ丘) 東洋
12 13:55.97 溜池 一太(洛南高校) 中央
13 13:56.12 森下 翔太(世羅高校) 明治
14 13:56.16 吉居 駿恭(仙台育英) 中央
15 13:56.30 伊東 夢翔(國學院久我山) 中央
16 13:56.84 上原 琉翔(北山高校) 國學院
17 13:57.41 間瀬田 純平(鳥栖工業) 早稲田
18 13:57.61 寺本 京介(西脇工業) びわこ
19 13:57.86 広内  颯(須磨学園) 青山学院
20 13:57.88 塩出 翔太(世羅高校) 青山学院
21 13:58.00 堀  颯介(仙台育英) 明治
22 13:58.04 村尾 雄己(佐久長聖) 順天堂
23 13:59.00 平島 龍斗(相洋高校) 日体
24 14:00.04 栗田 隆希(流経大柏) 帝京

25 14:00.16 松本 颯真(伊賀白鳳) 東海
26 14:01.21 山川 拓馬(上伊那農) 駒澤
27 14:03.11 西  優斗(宮崎日大) 中央
28 14:03.35 高橋 海童(仙台育英) 明治
29 14:03.65 本村 翔太(名経大高蔵) 東海
30 14:03.77 山崎  丞(中越高校) 日体

佐藤圭汰(洛南→駒澤大)

この世代の最注目は、洛南から駒澤に進んだ佐藤圭汰です。

高校時代は1500m、3000m、5000mの高校記録を樹立しており、スーパールーキーという鳴り物で入学しています。

トラックで世界を目指す逸材で、今夏はU20世界選手権に2種目で出場しています。

大学駅伝でもさっそく活躍を見せています。

出雲駅伝、全日本大学駅伝ともに区間新(出雲は区間賞、全日本は区間2位)と好走。

洛南の2学年先輩で、東京五輪3000m障害7位入賞の三浦龍司(順天堂大)にも、両駅伝で勝利しています。

箱根は3区を希望しています。駒澤大の学生三大駅伝三冠へのキーマンです。

山川拓馬(上伊那農→駒澤大)

出雲駅伝では補員登録でしたが、駅伝後に行なわれた出雲市陸協記録会で好走し、全日本のメンバーを勝ち取りました。

そして、大学駅伝デビューとなった全日本4区では、いきなり区間賞の走りで周りをあっと言わせました。

全日本のあとは、ハーフマラソンなどの試合には出場せず、箱根に備えてきている感じです。

12月29日の区間エントリーでは補欠登録。長野・上伊那農業高出身で、山育ち。箱根では山上りの5区を希望していますが、どうでしょうか?!

青木瑠郁(健大高崎→國學院大)

全日本で衝撃的な走りを見せたのが、青木瑠郁でした。

5区を任されると、岸本(青学大)や嶋津(創価大)といった他校のエース格を引き離したばかりか、さらに順位をふたつ押し上げて区間賞に輝きました。

全日本の他にも、6月のU20日本選手権5000m2位、出雲駅伝1区7位と、大学1年目から即戦力として活躍を見せています。

12月4日の甲佐10マイルでは、國學院大歴代5位となる46分34秒と好タイムで走り、ハーフまでは問題なくいけそうという結果を示しました。

12月29日の区間エントリーでは補欠登録。青木の起用法がチームの命運を握りそうです。

吉居駿恭(仙台育英→中央大)

兄はチームのエース吉居大和。

弟の駿恭は、10000m高校歴代3位(28分11秒96)の記録を提げて中央大に入学し、1年目から駅伝で主要区間を任されています。

出雲は6区4位、全日本は3区8位だった。

11月の八王子ロングディスタンスでは、10000mでU20日本歴代4位となる28分06秒27の自己新記録をマークし、箱根に向けて好調をキープしています。

箱根は4区にエントリー。兄弟のタスキリレーが予想されています。

山口智規(学法石川→早稲田大)

シード権再奪取命運を握ります。

高校時代に5000mで高校歴代3位(当時)となる13分35秒16をマーク。

7月の士別ハーフマラソンでは、1時間3分9秒の好タイムで走っており、箱根の距離への適性もあります。

箱根予選会は終盤に低血糖のアクシデントがあったものの、全日本は4区3位と好走し、シード権獲得に貢献しました。

将来のエース候補は、現時点では補欠登録ですが、箱根でも大事な役割を担うことになりそうです。

さいごに:2023年箱根駅伝ルーキー

ここまで注目選手をピックアップしてきましたが、他にも、

黒田(青学)や斎藤(城西)など、活躍しそうな選手はいっぱいいます。

いまから、箱根駅伝が楽しみです。