2016年の高校駅伝は岡山代表「倉敷」の優勝で幕を閉じました。
では、早速結果をどうぞ〜。
詳細の結果は「NHK」のサイトへ。
全体順位
1位 倉敷 2:02:34
2位 佐久長聖 2:03:16
3位 九州学院 2:03:51
4位 大分東明 2:05:22
5位 伊賀白鳳 2:05:31
6位 西脇工 2:05:41
7位 世羅 2:05:49
8位 洛南 2:06:10
区間賞
1区:名取燎太 3年 佐久長聖 29:22
2区:松崎咲人 1年 佐久長聖 8:06
3区:ムァゥラ 3年 倉敷 23:09
4区:前田舜平 3年 倉敷 23:01
5区:内田 光 3年 佐久長聖 8:44
6区:北野太翔 2年 倉敷 14:46
7区:大藏洋人 3年 九州学院 14:35
上位8チームの区間タイム
29:33 5 29:33 5 |
8:16 5 37:49 4 |
23:09 1 1:00:58 2 |
23:01 1 1:23:59 1 |
8:56 7 1:32:55 1 |
14:46 1 1:47:41 1 |
14:53 15 2:02:34 1 |
|
29:22 1 29:22 1 |
8:06 1 37:28 1 |
23:28 3 1:00:56 1 |
24:07 12 1:25:03 2 |
8:44 1 1:33:47 2 |
14:51 2 1:48:38 2 |
14:38 3 2:03:16 2 |
|
29:28 3 29:28 3 |
8:10 2 37:38 2 |
24:44 18 1:02:22 6 |
23:06 2 1:25:28 3 |
8:49 2 1:34:17 3 |
14:59 5 1:48:38 2 |
14:35 1 2:03:51 3 |
|
29:56 11 29:56 11 |
8:19 2 38:15 9 |
23:34 4 1:01:49 3 |
24:28 22 1:26:17 4 |
9:11 21 1:35:38 5 |
15:02 9 1:50:30 5 |
14:52 13 2:05:22 4 |
|
29:27 2 29:27 2 |
8:21 10 37:48 3 |
24:33 11 1:02:21 5 |
24:20 18 1:26:41 7 |
8:55 6 1:35:36 7 |
15:09 15 1:50:45 6 |
14:46 7 2:05:31 5 |
|
29:35 6 29:35 6 |
8:15 3 37:50 5 |
24:44 18 1:02:34 8 |
23:58 7 1:26:32 6 |
8:51 3 1:35:23 4 |
14:58 3 1:50:21 4 |
15:20 38 2:05:41 6 |
|
30:33 19 30:33 19 |
8:20 8 38:53 15 |
23:18 2 1:02:11 4 |
24:16 15 1:26:27 5 |
9:04 13 1:35:31 6 |
15:20 27 1:50:51 7 |
14:58 19 2:05:49 7 |
|
29:39 7 29:39 7 |
8:30 25 38:09 7 |
24:22 6 1:02:31 7 |
24:17 16 1:26:48 8 |
9:05 14 1:35:53 8 |
15:15 21 1:51:08 8 |
15:02 23 2:06:10 8 |
引用:NHK
終わってみて
3区が終わった時点で、これは佐久長聖の圧勝だと思いました。それをいい意味で裏切ってくれたのが、4区以降の倉敷の走りです。素晴らしかったです。
佐久長聖は、想定以上の1区2区連続区間賞で飛び出し、更には3区の中谷が素晴らしい走りで倉敷をかわしてトップでつなぎました。倉敷のプランとしては、3区で追いついて先頭に立ち、引き離す予定だったとはずです。それが、予定外の2秒の負け。
しかし、そんあ崩れた倉敷のプランをカムバックさせたのが、4区の前田の優勝を決定づける素晴らしい走りです。まさかの一気に1分以上のリードを奪う展開に。そしてそのまま逃げ切りました。
佐久長聖としては、4区の出来が非常に悔やまれます。5区以降の両チームのタイム差は、佐久長聖が22秒上回っているだけですが、これが4区で30秒負けならどうなっていたか分かりません。確かに倉敷前田の走りは素晴らしかったですが、佐久長聖本間がもう少しでいいから、粘れていたら。。。
倉敷
4区前田の記録は歴代6位。1区畝がトップと11秒差でつなげたこと、6区北野が区間賞を取れたことが、優勝への決定打となりました。
佐久長聖
1区名取は素晴らしいラストのキレでした。タイムも素晴らしいです。2区松崎も九州学院と競る形で飛ばしたペースになりましたが、粘りきりました。タイムは歴代3位の好記録。
そして3区の中谷は、3区の日本人最高記録を破りました。従来の記録は、西脇工の志方が持つ23分34秒。3区までは完璧なレースでした。
2区3区4区7区は下級生です。来年の優勝候補筆頭です。
九州学院
昨年3区を走った田上の欠場が響きました。他の区間が区間5位以内に収めただけに、なおさら悔しいです。
1区の西田は29分30秒切り、2区の亀鷹は歴代6位タイ、4区の神林は歴代7位タイと非常にハイレベルなタイムでした。
1区区間賞は佐久長聖 名取
遠藤の欠場により、1区の区間賞争いは全くわからないままスタートしてました。しかし、蓋を開けてみれば13分台の力を持つ選手の素晴らしい戦いでした。
そんな中、常に先頭を引っ張っていいペースにした九州学院の西田は強かったです。そして、最後のラストスパートのキレが凄かった佐久長聖の名取が、伊賀白鳳の塩澤を逆転振り切ってのタスキ渡したは物凄く立派でした。
1位 名取燎太 3年 佐久長聖 29:22
2位 塩澤稀夕 3年 伊賀白鵬 29:27
3位 西田壮志 3年 九州学院 29:28
4位 菅原伊織 3年 久我山高 29:32
5位 畝 拓夢 3年 倉敷高校 29:33
6位 加藤 淳 3年 西脇工業 29:35
7位 清水颯大 3年 洛南高校 29:39
8位 齋藤 椋 3年 秋田工業 29:45
9位 飯島圭吾 3年 山梨学院 29:50
10位 井出孝一 3年 鳥栖工業 29:50
記録的には2年連続でハイペースの1区になりました。29分台が10人は、昨年ほどではないですがハイレベルですね。5000m13分台6人のうち、10位以内に入れたのが4人。10位以内に入った選手の中で、1番持ちタイムが低いのは10位だった井出の14分16秒。3位の西田や5位畝、7位清水は14分10秒台です。
1区上位10人の進路は?!
ちなみに、1区TOP10の進路は。
1位 名取燎太 東海大
2位 塩澤稀夕 東海大
3位 西田壮志 未定
4位 菅原伊織 城西大
5位 畝 拓夢 中央大
6位 加藤 淳 駒澤大
7位 清水颯大 順天堂
8位 齋藤 椋 未定
9位 飯島圭吾 東洋大
10位 井出孝一 神奈川大
去年に引き続き、東海大の1人勝ちになるのでしょうか?!来年の今頃メンバーインしているかどうか楽しみです。
2017年の高校駅伝の記事はこちら。
>>【2017高校駅伝】今年の優勝するチームはどこか?!検討してみました
関連記事:【2018箱根駅伝への道】2016高校長距離男子ランキング(2017年大学別新入生確定情報)
関連記事:【2016高校駅伝】今年の優勝するチームはどこか?!検討してみました
関連記事:【2016高校駅伝】都道府県・各地区大会の結果速報
関連記事:【2016高校駅伝】2015年の世羅の高校記録を破ることはできるのか?!
関連記事:【2016高校駅伝】優勝候補の区間配置予想から優勝チームを考えてみる
関連記事:【2016高校駅伝】区間エントリー決定。高校生No1遠藤日向は残念ながら欠場。