東京オリンピック

【東京オリンピック】新国立競技場は、オリンピック後どうなる?!

東京の千駄ヶ谷にあった「国立競技場」。今は東京オリンピックに向けて、更地になっていますが、「新国立競技場」として、着々と工事が進んでいるようです。

最初は、解体するのに時間がかかったり、デザインのやり直しなどで、スタートが遅れていましたが、さすが日本といった感じで、ちゃんと後ろは間に合わせそうです。

そんな「新国立競技場」で、まだ問題が残っているそうです。

新国立競技場は、東京オリンピック後どうする?

 2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場(東京都新宿区)の工事現場が24日、公開された。4月から基礎工事が本格化して19年11月の完成に向けて順調に進んでいるが、大会後の利用方法を巡っては、陸上競技か、サッカーなどの球技専用かの綱引きが続く。

 新国立競技場は、五輪では開閉会式、陸上、サッカーで使われる。大会後の利用については文部科学省などが15年末にワーキングチーム(WT)を設置。運営は国が所有権を持ったまま運営権を民間に売却する「コンセッション方式」が有力となっている。空港などで活用され、民間の運営ノウハウで収益力を上げることで、大会後の維持費の国費負担を軽減させるためだ。

 しかし、主な利用競技が固まっていないため、WTは昨年9月から約半年開かれていない。焦点は明治神宮が所有する神宮外苑の軟式野球場に仮設する陸上の練習施設「サブトラック」の常設化だ。大会組織委員会はサブトラックを含めた新国立の仮設整備費を当初の38億円から2倍超の約100億円と試算しているが、20年五輪・パラリンピック限定が前提になっている。

 陸上競技で、国際大会や国内主要大会を開くにはサブトラックが必要となる。現在、東京都内で基準を満たした競技場はなく、新国立への期待は大きい。日本陸上競技連盟は世界選手権の招致などを目指す予定で常設化を訴える。政府与党の有力幹部からも「五輪主会場で大会後に陸上ができなくなっていいのか」と後押しがある。

 新国立の後利用を協議してきた自民党スポーツ立国調査会会長の馳浩・前文科相は「サブトラックが無理ならば球技専用を念頭に置く方が有効」と言う。日本サッカー協会は、競技場内のトラックの上に可動式の観客席を増設し、臨場感を高めることを希望する。日本代表の試合で集客が見込めるほか、将来のワールドカップ(W杯)招致にもつながる。

 コンセッション方式は、主な競技を決めてから実際に運営が始まるまで3年ほどの時間が必要となる。東京五輪開幕まで3年4カ月となり、遅くとも年内には方向性を示すことが求められそうだ。

引用:毎日新聞

新国立競技場、陸上用トラック常設で問われる都の決断

 2020年の東京五輪が目前に迫る中、新国立競技場のサブトラック問題はいまだ着地点が見えない。

 新国立競技場は、サッカー、ラグビー、陸上競技の三つの競技ができる。現設計では前二つの国際大会は開催可能だが、陸上はできない。開催基準を満たすために必要な常設サブトラがないからだ。

 その原因は、五輪後に競技場を球技専用にするのか、国際レベルの陸上競技場にするのか、いまだ方向性が定まらないことにある。

 15年末、五輪後の利用方法を決めるため、文部科学省を中心にワーキングチーム(WT)が設置され、昨年2月から9月に8回の議論を重ねた。だが結論は出ず、以後WTは半年以上開かれていない。スポーツ庁は「各競技団体や民間企業にヒアリングし、進捗すればWTは再開する」と言うが、膠着状態に陥っているだけだ。

 そこに一石を投じる提案がある。全国の公園・緑地整備に関わるランドスケープコンサルタンツ協会(CLA)が15年10月に発表した、都営霞ヶ丘団地跡地に常設サブトラを造るという計画だ。

 団地跡地に常設サブトラを造り、現在、神宮第二球場がある場所に多目的広場を造るというものだ。

 今年3月初旬、WTとは別に、五輪組織委員会が仮設サブトラの設置に100億円掛かると独自試算した。CLA案なら約130億円で普通車500台が入る地下駐車場付き常設サブトラができる。

 だが、実現には大きな課題がある。それは日本体育協会が入る岸記念体育会館の新会館がこの辺りに移転することだ。

 サブトラ1面だけでここまで混迷を極めるのは、「指導力のあるプロデューサーが不在で、みんなバラバラで事が進んだ」(CLAの細谷恒夫氏)ことに起因する。

 新国立競技場建設前の東京都の無理筋な都市計画変更も尾を引く。初めから常設サブトラの場所を考えていなかったからだ。「都の担当職員が『13年の都市計画変更書にじくじたる思いで押印し、今でも後悔している』と言っていた」と言う関係者もいるほど。日本ラグビーフットボール協会、日本サッカー協会、日本陸連、再開発を狙う東京都や民間企業などの利害と思惑が複雑に絡み、何らか“忖度”された可能性もある。

 もはや選択肢は二つ。すぐに壊す仮設サブトラに100億円を投じて税金をドブに捨てるか、常設サブトラを造り陸上の聖地としてのレガシーを残すかだ。

 細谷氏によれば、「都が都市計画変更し、岸記念体育会館を東京体育館陸上競技場の場所に建てれば常設サブトラができる」という。

 7月の東京都議選を控え、「アスリートファースト」を打ち出す小池百合子・東京都知事が、どんな鶴の一声を発するのか注目だ。

引用:ダイヤモンドオンライン

僕個人としては、いいとこどりをして欲しいです。なって欲しくないパターンが日産スタジアム。

Jリーグを観に行く者にとって、あれほど観にくいスタジアムはありません。どうしてもキャパが大きくなるので、なんとかしてサッカーが観やすいスタジアムには、なって欲しいと思います。

今後も情報が新しくなれば、更新していきたい内容です。

2017/4/28 追記

五輪後は、トラック撤去で球技場専用へ

 2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の後利用問題で政府与党などは、大会後に球技専用に変更し、陸上の国際大会ができる競技場を東京都内の他の場所に整備する方向で調整することが28日、複数の関係者への取材で分かった。都の施設である味の素スタジアム(調布市)や駒沢陸上競技場(世田谷区)などが候補に挙がっている。早ければ大型連休明けの5月中旬にも協議を始める見通し。

 陸上機能を取り外さなければならない理由として、新国立の徒歩圏内に、常設サブトラックを建設できないことがある。五輪時は明治神宮外苑の軟式球場に仮設トラックを整備するが、明治神宮外苑は、これまで利用してきた一般客のために大会後の早期撤去を求めている。都景観計画でも建築物に関する厳しい制約がある。常設のサブトラックがなければ世界陸上などの国際大会だけでなく、大きな国内大会も開けない。

 トラックがあることで観客席からピッチまでの距離が遠くなり、サッカーなどの球技の臨場感を損なうよりも、トラックの分、観客席を6万8000席から8万席に増席することで、収益性を高めたい狙い。

 もう1つは、陸上競技に多くの集客が見込めないこと。スポーツ関係者の中でも、新国立のような大規模スタジアムはそぐわないとの見方が強い。大会後は、陸上より高い収益性が見込めるサッカーやラグビーを行う球技専用スタジアムとして生まれ変わらせ、コンサートなどのイベントも行うことで毎年の収支を黒字にする考えだ。

 一方で、陸上界にも配慮する。日本陸上連盟は五輪後に世界陸上などの国際大会を首都東京で開催したい意向を持つ。そのため、都が所有する味の素スタジアムや駒沢陸上競技場を、国際陸上大会が開けるように整備する検討を始める。現状、味スタにはサブトラックがあるが、駒沢にはない。整備が実現すれば、世界陸上などを誘致することは可能になり、新たな日本陸上界の聖地が誕生する。
引用抜粋:日刊スポーツ

8万人規模のサッカーの聖地誕生。埼スタも素晴らしいですが、日本代表の試合は東京のど真ん中で開催したらいいのかなと思うので、これはサッカー界にとっては、めちゃくちゃいいことではないでしょうか。

2017/7/26 追記

 2020年東京五輪・パラリンピックで開閉会式や陸上競技などが行われ、主会場となる新国立競技場について、スポーツ庁は26日、大会後はサッカー、ラグビーの球技専用競技場とする方針を示した。陸上トラックを残さず観客席を増設し、収容人数を約6万8千人から8万人に増やす。
 新国立の後利用を考えるワーキングチーム(WT、座長・水落敏栄文部科学副大臣)が球技専用にした方が収益が上がると判断した。WTはトラック存続を希望していた日本陸上競技連盟にこの日、方針を伝え、了承を得た。政府は9月末に予定する関係閣僚会議で方針を正式決定する。
 新国立は年間の維持管理費が24億円とされ、採算面が課題になっている。WTは、陸上競技は人気面や大会数の少なさから収益性が低い一方、球技専用にすれば集客が見込めるサッカーの日本代表戦や将来的なワールドカップ(W杯)招致などで収益が上がるとした。さらに、五輪・パラリンピック時には仮設するサブトラックを近隣に常設できず、陸上競技場として残すのは難しいとした。
 大会後の運営は、民間の手法を生かして維持費の国費負担を減らすため、国が所有権を持ったまま民間企業に運営権を売却する「コンセッション方式」が有力。今後1~2年かけて事業者を選ぶ。

ほぼ球技専用で決定ですね。これでサッカーの新聖地が誕生。日本代表で埼スタが使われなくなることは残念ですが、交通の利便性を考えればいいことかと。