調味料

【口コミ】調味料も栄養!美味しくて本当に良い『塩』の選び方!

2017/9/5 更新

調味料シリーズ・第5弾は『塩』です。

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塩は調味料という枠を超えた「マルチミネラルの補給源」です。過去に紹介した醤油とは比べ物にならない程重要な調味料です。

「は?塩?いやいやいや。海水を蒸発させるだけなんだから、そんな差があるわけないでしょ」

そう思ったあなた。きっとこれを読んでくれたら、塩に対するイメージが変わるはず。良い塩の材料と製法を正しく知れば、塩の大切さがきっとわかるはず。

というわけで今日は、良い塩の選ぶための4つの条件と当サイトおすすめの塩をご紹介したいと思います。

はじめに:塩は悪者ではありません

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塩分の摂り過ぎは高血圧、腎臓病、心臓や脳の病気などに繋がるという安易な情報が巷にあふれています。

これは大きな間違い。安易な減塩はかえって病気につながりやすくなり逆効果です。

冒頭にも書いたとおり本来の塩は「マルチミネラルの補給源」であり立派な栄養素。人間に必要なミネラルの種類とバランスをすべて兼ね備える、非常に優秀な調味料です。

しかしスーパーで売られている市販の塩や、ファーストフード、お惣菜等のできあいの物に広く使われている塩は、残念ながらミネラル分がほとんど残っていません。

栄養価のかけらもありません。単純に塩分だけが体に吸収されるのでは、病気が起こって当然です。

ミネラル分たっぷりの本当に良い塩は体に必要なもの。ミネラル補給のために、むしろ積極的に摂るべきです。
味も口当たりがとってもまろやか。複雑な味がして、素材のうま味を引き出してくれます。

塩は悪者ではありません。

海水の成分は、赤ちゃんが入っている「羊水」とほぼ同じ成分

僕が塩にこだわり始めたきっかけは、当時妊娠中だった友人のひとことでした。

「ねぇ知ってる?赤ちゃんの入っている羊水って、海水とほぼ同じ成分らしいよ!」

そうなんです。海水に含まれるミネラルの種類(90種類以上もあるらしい!)、ミネラルの含まれる比率は羊水のそれとほぼ同じ割合なんだそうです。

さらに驚くことに、なんと羊水だけではなく、人間の体液も海水とほぼ同じミネラル比率でできているのだとか。

人間は海から生まれたとは言われますが、海と人間は切っても切れない関係なんですね。

つまり、海水からできている塩にこだわるということは我が子や自分の命にもこだわるということ(多少、大げさな表現ではありますが)。

塩は人間の基礎を作る大事な調味料なんです。

良い塩・4つの条件

では本題です。

当サイト推奨の、ミネラル分たっぷりの良い塩の選び方をご紹介します。

塩の選び方はネットで調べると醤油や油以上に非常に多くの説があり、選ぶのがかなり難しいというのが正直なところ。

ですが、知識のある方に話を聞いたり、自分で調べたり、そして何より色々な塩を買って試してみた結果、僕なりに以下の条件に絞り込むことができました。

このサイトの推奨する条件を4つ順に見ていきましょう。

良い塩の選び方1:海洋深層水を使っている

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4つの中で最も重要な条件は材料。水深200メートル以下の海水、いわゆる「海洋深層水」を使っていることです。

理由は2つ。

ひとつは、水深200メートル以下だと非常に清潔な状態を保てるからです。水深200メートル以下の海水は不純物をほとんど含まないのが大きな特長。たとえば海洋深層水内の細菌の数は、表層の海水に比べて約1/1,000~1/10,000しか存在しないのだとか。

もうひとつは栄養価の高さです。水深200メートル以下には太陽の光が届かないので、光合成を行う植物プランクトン等が存在しません。ということは、植物プランクトンをエサにして育つ動物プランクトンも存在しないということになります。そのため、リン・窒素などのミネラル分が非常に豊富に含まれているんです。冒頭で「塩はマルチミネラルの補給源」と述べた理由がお分かりいただけるかと思います。

良い塩の選び方2:熱は加えず、昔ながらの天日干しで仕上げている

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次に重要なのは製法。

塩には主に天日干し(非加熱)と窯焚き(加熱)の2つの製法がありますが、僕がおすすめするのは天日干しの塩です。

熱を加え煮立たせて処理すると、海水内のミネラル分が失われてしまいます。昔ながらの天日干しで時間をかけて仕上げる塩がミネラル分が損なわれず、最も栄養価が高いと言われています。

中には「天日干しをすることでミネラル分が増える」という説もありますが、近年の研究では、これは迷信であり事実ではないということがわかっています。

良い塩の選び方3:色は真っ白なもの

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3番目は塩の見た目です。よく「白いものは毒だ」という言葉が聞かれますが、塩に限ってはこれは当てはまりません。

なぜなら茶色や黒い色は不純物の色だから。茶色いのは塩田の土の色で、黒いものは塩釜で炊いた際に混じった鉄の色です。

これらの色が混じっていないということは、純粋に塩分のみであるという証拠。真っ白なものを選びましょう。

良い塩の選び方4:原材料名が「海水」と書いてある物は買わない

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最後の条件も原材料です。

スーパー等で売られている塩の原材料名を見てみてください。たいてい「海水」と書いてあると思います。これらの塩は買わないことをおすすめします。

なぜならこれは海洋深層水ではなく、菌が多く栄養価が少ない表層に近い海水を使用しているということ。そのため釜で焚いて殺菌し、さらに薬品で消毒したり、イオン交換膜法と呼ばれる製造法で不純物を取り除く必要があります。この時点でミネラル分はほとんど無くなり、主成分である塩化ナトリウムのみが残って、味気ない辛いだけの塩が完成するというわけです。

原材料名は「海洋深層水」のみ。これがおすすめです。

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おすすめの塩

では以上を踏まえ、色々試した中から厳選したおすすめの塩をご紹介します!

球美の塩

沖縄県・ 久米島の海洋深層水を使用している塩です。なんと612メートルの超深海から汲み上げられていて、もちろん天日干しです。

粒子が細かくしっとりとした手触りですが、不思議なことに手がベタつきません。粒子が細かいということは、水分に溶けやすく浸透しやすいということ。その特徴を活かすには漬物が最適です。ミネラル分がたっぷりなので、だしの素なんか使わなくても一晩で美味しい浅漬けができますよ!

さいごに

いかがでしたか?

きっと塩に対するイメージが変わったのではないでしょうか。

塩は正に「人間に一番近い調味料」。それだけに、正しいものを選ばないと毒にもなるし栄養にもなります。参考になりましたら幸いです。