今、数多くの日本人選手が世界へ羽ばたいています。
また逆に日本のJリーグには、DAZN資金などで、イニエスタやビジャ、トーレスなど超スター選手が来てプレーするようになり、ますますサッカーへの関心が高まっています。
そんな昨今、Jリーグ独占放送決定で話題になった「DAZN」などによる、スポーツ専用の動画配信サイトが、一気に普及してきました。
そのため、今まで観てきたサッカーの視聴環境も、かなり大きく変わったので、ここで一回整理したいなと思います。
どの環境で、何が観れるのか?観たいリーグはどれを契約すればいいのか?など、複雑になったサッカー視聴環境をまとめます。
Contents
サッカーの視聴環境はDAZN一択
もう結論ですが、2020年現在、サッカーを観る環境は「DAZN」一択です。
観たいチーム、観たいリーグ、観たい選手に関わらず、日本ではDAZNがすべての覇権を握っています。
もう少し背景を詳しく解説すると、もともとサッカー中継といえばスカパーがファンから絶大な支持を得ていました。
2000年代にJリーグが世界の中でも早い段階で、全試合生中継を実現できたのもスカパーでした。
チャンピオンズリーグ(CL)の全試合中継など、ファンから選手まで世界のサッカーを見るためのインフラを整えたと言っても過言ではありません。
そしてスカパーに数では劣るものの、リーガを全試合見られるとして、レアル・マドリードやバルセロナファンを中心にWOWOWに契約している人も一定数いました。
当時はYouTubeもなくネットで動画を見る習慣がなかった時代ですから、テレビでサッカーを見るのが当たり前でした。
それが一変したのは、2016年にDAZNとスポナビライブという巨大なスポーツ配信サービスが開始してからのことです。
DAZNはJリーグの全試合独占中継、スポナビライブはリーガとプレミアリーグの全試合中継を開始しました。
スカパーとWOWOWから一気にコンテンツの優位を勝ち取りました。既にネットで動画を見るのが当たり前となっており、「テレビからネットへ」の転換点にあったのです。
ただし両社とも莫大な放映権料を払う一方で、会員数は成長段階にあったことから赤字を出しながらの立ち上がりとなりました。
「DAZN派かスポナビライブ派か」に分かれていましたが、2018年5月をもってスポナビライブはサービス終了を決定し、なんと主要コンテンツをまるまるDAZNに移行するという、吸収合併のような形となったのです。
既にスカパーやWOWOWではなく、この2つの競争だったのがDAZNがそれを吸収したことで、DAZNの圧倒的優位は確実なものとなりました。
そして2018-19シーズンからDAZNはUEFAチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの独占放映権を獲得し、スカパーは従来のメインコンテンツだった「欧州サッカーパック」を終了することを発表します。
つい最近まで各社が競い合っていた中、DAZNはわずか1年半の間に完全なる覇権を取るまでになりました。
ですから、サッカーを見るにはDAZN一択ともいえる状況なのです。
視聴媒体別 各国リーグ
ほとんどの大会がDAZNに集約されているので、必要ないかもしれませんが、各大会がどの媒体で放送されているのかをまとめてみました。
サッカーセット |
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独占配信 |
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独占配信 |
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独占配信 |
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独占配信 |
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◯:全試合放送、△:一部試合放送
もう一目瞭然。単純にサッカーを楽しむなら、DAZN一択です。
各媒体の料金を比較
サッカーセット |
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サッカー視聴できる各媒体を詳しく
それでは、ここからは各媒体を詳しく紹介していきます。
DAZN
✔ Jリーグを独占放送
✔ 欧州5大リーグ、CL・ELもほぼ独占放送
✔ 他の競技も海外を中心に充実
✔ docomoユーザーは月額1,925円(税込)
✔ 初期の頃あった回線不良はほぼ改善
イギリスのパフォームグループという企業が運営する動画配信サイトです。日本では、Jリーグと10年間で2100億円という巨額の放映権契約を交わしたことで一躍有名になりました。
配信コンテンツの最大の特徴は、J1~J3の放送を唯一見られる媒体ということです。これまで長年放送を行っていたスカパー!にサブライセンスを与えなかったことで、DAZNだけが視聴可能になっています。
またJリーグ以外にも、チャンピオンズリーグ(CL)・ヨーロッパリーグ(EL)・プレミア・リーガ・セリアAを全試合、ワールドカップ予選も網羅しており、ほぼ完璧なラインナップです。
さらにサッカー以外のコンテンツも圧巻で、プロ野球は全球団の放送、Bリーグの全試合など国内の人気競技をはじめ、NFLやF1、UFC、WWEなど各競技の世界最高峰の試合が見られます。
料金も際立っています。これら全てのコンテンツが見放題で月額3,000円。スカパー時代の何分の1という料金設定です。
またNTTドコモと提携したことで、ドコモユーザーなら月額1058円(税込)で視聴できます。。
以前は通信回線や画質が安定しないことが多かったのですが、現在は解決されていて、途中で止まることなく安定してフルHDで視聴することができます。
スマホやPCだけでなく、Fire TVを使えばテレビで視聴することもできますし、現在の環境においてDAZNを選ばない理由はありません。ぜひ一度無料体験を試してみてください。
DAZNをテレビで楽しむためには。
DAZNのサービスには、テレビやスマートフォン、タブレットといった多様な視聴方法が用意されています。
これまで通りサッカーをテレビで楽しみたい場合は、「Amazon Fire TV」シリーズのような機能拡張端末などをHDMIケーブルでテレビに接続すれば、視聴出来ます。
関連記事:テレビで観るために必要な準備。快適に観るためには?!
DAZN観戦にオススメのWi-Fiルーター
DAZNを自宅で快適に観るには、速度が速く、安定性のある光回線を選んでも、Wi-Fiルーターが高速通信に対応していないと意味がありません。
ある程度の性能があるWi-Fiルーターを選ぶ必要があるのですが、Wi-Fiルーターピンからキリまであるので、自身の環境にあったモノを選ぶ必要があります。
そんな中でも、NECやバッファローなどの有名メーカーものを選んでおけば安心ですし問題ありません。
↓4人以下で同時接続して動画を観る方にオススメ。
↓ギガ対応品です。ガッツリ動画を観る人はこちらがオススメです。ストレスを感じることはありません。
スカパー
✔ DAZNでの放送がない天皇杯やルヴァンカップ、ACLが見られる
✔ 値段が高い。。。
2017年まではチャンピオンズリーグが視聴できるという強みがありましたが、それもDAZNに取られてしまいました。2018年からは目玉の「欧州サッカーパック」は打ち切られ、「スカパー!サッカーセット」のみの提供となりました。
スカパー!サッカーセットの内訳は以下の通りです。
✔ ブンデスリーガ1部は全試合、2部は日本人選手を中心に放送
✔ ポルトガル/ベルギーリーグは日本人が所属するクラブのみを放送
✔ ルヴァンカップ、天皇杯を放送(DAZNでは放送しない)
✔ ACLが観たい場合は別途日テレG+と契約が必要
✔ ユース・育成世代の試合を放送
またスポナビ・DAZNなどでは、サッカーはいくつかの競技の一つという扱いですが、スカパーの場合はサッカーに特化して見れるにも関わらず、値段が割高というのが非常にマイナス要素です。
関連記事:2018年夏からのチャンピオンズリーグ(CL)はDAZNで放映!ヨーロッパリーグ(EL)も!
スポナビライブ
関連記事:スポナビライブ終了。。。2018年のスポーツ中継はDAZNの1強へ!
✔ リーガとプレミアを全試合生中継
✔ サッカーの他にも、プロ野球・テニスなどコンテンツが充実
✔ ソフトバンクユーザーは、月額1058円(税込)
✔ Jリーグ、CL、ELは観れない。。。
などの特徴がありましたが、2018年5月をもってDAZNにコンテンツを受け渡す形で終了しました。
DAZNよりも低価格で、プレミアリーグ、リーガエスパニョーラの全試合が生中継ということで人気を博していましたが、収益性が厳しかったのか?!終了を迎えてしまいました。
DAZNとスポナビライブを両方契約していた人もいたので、一本化されたことでユーザーとしては良かったのかもしれません。
おすすめの契約方法
それではここまでの内容をもとに、どのサービスと契約すればよいのかを紹介します。
基本的にはDAZN一択
少し前までは、様々なチャンネルやサービスが乱立してわかりにくい状況になっていましたが、2018年にはDAZN一択と言っていい環境になりユーザーとしては選びやすく、安価で利用できるようになりました。
当初は回線や画質に問題がありましたが、現在はそれらが解消され、スマホアプリも使いやすくなっていますし、Fire TVの利用でテレビでの視聴にも対応しています。
もはやポッと出のサービスではなく、今後数十年に渡ってスポーツ配信の覇権を握るのは確実なので、ぜひ一度試してみて下さい。
天皇杯やルヴァンカップが見たいならスカパー!
J1~J3だけでなくチャンピオンズリーグまでDAZN独占となった今、スカパー!の優位はほとんどなくなってしまいましたが、天皇杯やルヴァンカップはNHKの一部放送を除けばスカパー!の独占となっています。
Jリーグをカップ戦を含めてしっかり見たいという方は「スカパー!サッカーパック」の契約がオススメです。
さいごに:サッカーを視聴するならDAZN
サッカーを見るための方法について、まとめてきました。
最後に、各媒体のリンクを掲載します。
>>DAZNの詳細はこちら
>>スカパー!の申込はこちらから。
>>WOWOWの詳細はこちら