2018年のACL出場枠は、何とか『3+1』を確保出来ましたが、2019年/20年は中国勢の台頭により『2+2』になってしまいました。
次の2021/22年のACLは、何が何でも『3+1』に取り戻したいJリーグ勢。この記事では状況をまとめていきます。
Contents
ACL出場枠
アジアの東西別々で出場枠が決まっています。
ランキング |
(3回戦+2回戦と1回戦) |
AFC MAランキング
「AFC MAランキング」というAFCが独自に付けているランキングがあり、このランキングでACLの出場枠が決まります。ただ少々ややこしいです。
AFC MAランキングは「代表ポイント」と「クラブポイント」の2つからなり、代表国の強さとクラブの強さから判断されるます。そして割合は代表ポイントが10%、クラブポイントが90%となっています。
代表ポイント
代表ポイントは直近のFIFAランクのポイントによって決まります。
FIFAランキングとは、ある一定期間、ある一定の基準によって算出されたポイントが、高い順に付けられています。
そして代表ポイントは、AFC加盟国の中でトップの国のポイントを「10」とみなし、そこから各国のFIFAランクのポイントの割合に応じて代表ポイントが割り当てられます。
仮に韓国のFIFAランクのポイントが100でトップ、日本が70だった場合、韓国には代表ポイント「10」が付与され、日本はその7割なので「7」が付与されることになります。
クラブポイント
過去のACLとAFCカップの成績によってポイントが付与され、代表ポイントのときと同じくトップを「90」とみなし、そこから各国のポイントの割合によってクラブポイントが割り当てられます。
基本的に勝てば勝つほどポイントが付与されます。AFCカップのポイントはACLポイントの1/3です。算出方法は以下のようになってます。
✔ 勝利すると3ポイント、ドローで1ポイント、敗戦で0ポイント
✔ ベスト16進出、準々決勝進出、準決勝進出、決勝進出するごとに3ポイント
✔ 予選ステージとプレーオフはカウントされない
✔ 1カ国から複数クラブが出場している場合は、平均する
合算する
こうして算出した、代表ポイントとクラブポイントの合算した値による順位が「AFC MAランキング」となります。
今後のAFCポイント制度(東アジア地区)
2020・2021/出場枠:2+2
競技成績(2016~2019)/ポイント比 代表1:クラブ9
10% |
90% |
||||||||
引用:AFC
2021年のACLの出場枠をかけて、2018年/19年のクラブチームの結果が相当影響を及ぼします。
2018/1/30現在は、中国→日本→韓国→豪州の順でスタート。
グループステージ&決勝トーナメント
(注:もしかしたらどこかで間違うかもしれません。正しくはAFCのサイトをご覧ください。)
(4チーム) |
(4チーム) |
(4チーム) |
(2チーム) |
|
2/13・14 |
勝点4 |
勝点7 |
勝点8 |
勝点1 |
2/20・21 |
勝点5 |
勝点9 |
勝点6 |
勝点1 |
3/6・7 |
勝点7 |
勝点5 |
勝点5 |
勝点1 |
3/13・14 |
勝点2 |
勝点3 |
勝点9 |
勝点4 |
4/3・4 |
勝点5 |
勝点6 |
勝点6 |
勝点3 |
4/17・18 |
勝点1 |
勝点7 |
勝点7 |
勝点4 |
5/8・9 |
勝点3 |
勝点3 |
勝点2 |
勝点0 |
5/15・16 |
勝点0 |
勝点6 |
勝点5 |
勝点0 |
8/28・29 |
勝点3 |
勝点3 |
勝点0 |
勝点0 |
9/18・19 |
勝点3 |
勝点3 |
勝点0 |
勝点0 |
10/2・3 |
勝点3 |
勝点0 |
勝点0 |
勝点0 |
10/23・24 |
勝点1 |
勝点1 |
勝点0 |
勝点0 |
11/3・10 |
勝点4 |
勝点0 |
勝点0 |
勝点0 |
勝点41 (平均10.25) |
勝点53 (平均13.25) |
勝点48 (平均12.0) |
勝点14 (平均7.0) |
グループステージ総括
グループステージの日本勢は散々な結果です。これで3+1の復帰はまた遠のきました。。。
誤算はどう考えてもフロンターレ。まさかの未勝利。そしてセレッソは突破のかかる最終戦でなぜかターンオーバー。。。
鹿島も突破したはいいが、最終戦でやらかし自らベスト16は上海へぶつかりにいった結果に、、、厳しい。
DAZNマネーで補強どころか、お金欲しくてACL軽視へ舵取りしている結果と見られても不思議ではありません。
日本(1チーム突破) 5勝 9分10敗 勝ち点24 26得点 33失点
中国(3チーム突破)10勝11分 3敗 勝ち点41 43得点 31失点
韓国(3チーム突破)11勝 4分 9敗 勝ち点35 51得点 38失点
決勝トーナメント総括
【ラウンド16】
中国(広州と天津)と韓国(蔚山と水原)の潰しあいがあり、かつ鹿島がまさかの上海から勝ち上がるということをやってのけたため、日本サッカー界にはポイントと言う面ではメリットがありました。
このまま鹿島にはポイントを稼いでほしいです。
【準々決勝】
韓国同士の潰しあいで韓国はポイントをゲット。鹿島と天津はまさかの鹿島の圧勝。
これで更に中国との勝ち点を縮めることができました。
【準決勝】
ここでも鹿島は水原相手に1勝1分と意地を見せました。そして鹿島は初の決勝進出。このまま決勝でも6pt稼いでほしい!
ラウンド進出ポイント
TOTAL
勝点41 (平均10.25) |
勝点53 (平均13.25) |
勝点48 (平均12.0) |
勝点14 (平均7.0) |
|
(平均3.0) |
(平均4.5) |
(平均3.0) |
(平均0.0) |
|
(平均13.25) |
(平均17.75) |
(平均15.0) |
(平均7.0) |
もう一度書きますが、正しいのはAFCのサイトです。
鹿島が東地区では決勝に残り、悲願の優勝を果たしましたが、やはり他のチームが酷すぎます。2018年もポイントは韓国・中国に負けです。
㊗️おめでとう㊗️
#鹿島アントラーズ 悲願のアジア初制覇㊗️⚽️🦌🏆🎉@atlrs_official #ACLFINAL#Jリーグ #Jのチカラを示せ pic.twitter.com/1r4Fg0Qr40— Jリーグ (@J_League) 2018年11月10日
2+2の場合のGL組合せ案+プレーオフ組合せ
2019ACL グループステージ案1
2019ACL グループステージ案2
2019ACL プレーオフ案
(参考)2017年以降のACL出場枠
・2017/出場枠:3+1
競技成績(2013~2016)/ポイント比 代表1:クラブ9
・2018/出場枠:3+1
競技成績(2013~2016)/ポイント比 代表1:クラブ9
・2019/出場枠:2+2
競技成績(2014~2017)/ポイント比 代表1:クラブ9
・2020/出場枠:2+2
競技成績(2014~2017)/ポイント比 代表1:クラブ9
・2021/出場枠:?+?
競技成績(2016~2019)/ポイント比 代表0:クラブ10
・2022/出場枠:?+?
競技成績(2016~2019)/ポイント比 代表0:クラブ10
2017・2018/出場枠:3+1
競技成績(2013~2016)/ポイント比 代表3:クラブ7
30% |
70% |
||||||||
26.311 |
70.000 |
||||||||
24.241 |
51.566 |
||||||||
15.922 |
56.797 |
||||||||
23.940 |
48.659 |
引用:AFC
2019・2020/出場枠:2+2
競技成績(2014~2017)/ポイント比 代表1:クラブ9
10% |
90% |
||||||||
7.055 |
80.425 |
||||||||
7.03 |
79.641 |
||||||||
7.807 |
75.657 |
||||||||
9.361 |
55.391 |
引用:AFC
引用:AFC
・【2018 Jリーグ】日程や優勝賞金など。2018年の変化点を紹介!
・【2019/20 ACL】出場枠が2+2になる。。。いつのまにか対象が2017年までに変わっていた。
・【2018 ACL】グループリーグと日程はこんな感じ?!ある程度抽選結果は読めます。